大学中退者は就職支援サービスを活用することが、就職活動を行う場合におすすめです。就職支援サービスを利用することで、就職成功率を高められるだけでなく、就職した後も自分らしく働ける可能性を大きく引き上げられます。中には、大学中退者に特化した就職支援サービスもあるため、キャリアや就活の漠然とした不安から相談することができます。
この記事では、大学中退者におすすめの就職支援サービスやおすすめの理由を解説していきます。また、どのようなサービスを選べばいいのかについて分かりやすく解説します。
この記事の目次
大学中退者におすすめの就職支援サービスとは
会社に就職しようとする際は、求人サイトやハローワークといったサービスの他に、就職支援サービスというものがあります。
特に大学中退者には就職支援サービスを利用した就職活動がおすすめとなりますが、そもそも就職支援サービスとはどういうサービスなのか分からない人もいるでしょう。
まずは就職支援サービスがどういったものなのかについて、具体的なサービス内容を3つの観点から解説していきます。
就職活動に必要な知識を教えてくれる
就職活動をしていく場合、単にいきなり求人に応募したとしても内定を勝ち取ることは難しいですし、仮に就職できても自分が思っていた会社とは違ったというギャップを感じることがあります。
本当の意味で就職を成功させるためには、正しい就職活動の知識を知っておくことが重要となりますが、その知識をゼロから習得していくためには時間もかかりますし面倒に感じることもあるでしょう。
そこで役立つのが就職支援サービスです。就職支援サービスに登録することにより、専任のアドバイザーが担当としてついてくれます。アドバイザーは就職支援を全面的にバックアップしてくれますが、その一環として就職活動に必要になる知識を丁寧に教えてくれるため、どんな人でも就職活動をスムーズに進められるのがポイントです。
特に就職活動の序盤では自己分析や業界研究、履歴書の作成といった準備が多くなりますが、それらのやり方も無料で教わることが可能です。
もちろん、求人票を見るポイントや選考の流れ、内定が決まった後の入社準備などに対してもアドバイスがもらえますので、入社するその日までサポートを受けられるのが就職支援サービスの最大の特徴です。
自分に向いてる求人を紹介してくれる
就職支援サービスは就職活動の方法を教えてくれるだけではなく、自分の希望や向いてる仕事の求人を自動で紹介してもらうことができます。自ら求人を探しにいく手間をまるまる無くすことができるため、就職活動にかかる期間を大幅に短縮することが可能です。
また、就職エージェントが紹介する求人は、誰でも見れる公開求人に加え、非公開求人も含まれています。自分の応募先の幅を広げることにも役立てられるため、自分一人で就活していては出会えないような求人を見つけることもできるでしょう。
非公開求人とは
非公開求人とは、就職エージェントの紹介からでしか応募できない求人のことを言います。文字通り非公開になっている求人ですので、ネットや企業のホームページを探しても普通の人は非公開求人に辿り着くことはできません。
企業は求人募集をする際、通常はたくさんの応募をもらおうと考えます。従って求人をオープンに公開して採用活動を進めていくのが一般的ですが、その中で求人をわざわざ非公開にして募集をかけるということには、以下のような理由が考えられます。
- 待遇が良いので応募がきすぎてしまうことを避けたい
- 重要なポジションの募集であり、求人そのものを公開したくない
- 就職エージェントが推薦する人の中から選考をしたい
このように、非公開求人は公開求人とは異なり、待遇がよいなど魅力的な条件である可能性が高い傾向にあります。非公開求人に応募したいのであれば、就職エージェントを使う以外の方法はないので覚えておきましょう。
面接後のフィードバックがもらえる
企業と面接を終了した後、通常であれば「選考通過」か「見送り」の2種類しか連絡が来ません。どちらの結果だったにせよ、自分がどうしてそのような評価を企業からもらえたのかは分からないまま、次のステップに進むことになります。
しかし、就職支援サービスを経由して応募すれば、面接後の企業からのフィードバックをアドバイザー経由でもらえるようになります。
選考通過の場合であれば、自分のどんな点が評価されたのかを知れるだけでなく、次回の面接ではどういったことが聞かれるのかを前もって教えてもらえるケースもあります。
もし見送りになったとしても、面接において何がよくなかったのかを知ることに繋がるため、次の面接の選考通過率アップが期待できます。
大学中退者が利用できる就職支援サービスの種類
大学中退者が利用できる就職支援サービスには、いくつかの種類があります。
- わかものハローワーク
- ジョブカフェ
- 地域若者サポートステーション
- 民間企業の就職エージェント
ここでは利用者数も多い4つのサービスの概要について解説します。
わかものハローワーク
わかものハローワークは厚生労働省が運営する、35歳未満の正社員就職希望者を対象とした就職支援サービスです。通常のハローワークと同じく、担当者が就職活動全般のサポートをしてくれるだけでなく、就職セミナーを実施しているため、就活に関する知識を幅広く習得することができます。
利用できる場所は全国に点在する公共職業安定所(ハローワーク)です。最寄りの公共職業安定所に行くことで就職活動が始められますので、とにかく行動したいという人にピッタリと言えます。
全国各地の求人が見れますが、基本的には地元に根ざして働けるような求人が多い傾向にあるため、住み慣れた場所で正社員として働きたいという大学中退者はわかものハローワークの利用を検討してみてください。
ジョブカフェ
ジョブカフェは厚生労働省が管轄する、都道府県に設置された若者の就職支援サービスです。ジョブカフェ(正式名称:若年者のためのワンストップセンター)に行けば、無料で自分にあった仕事を見つけるサポートが受けられます。
都道府県が運営しているということもあり、わかものハローワークと比べると施設数は少なめです。そのため、就職活動を始めようとする時に、ざっくりと就職活動の流れを知るという目的で使ってみるのが良いでしょう。
ただ、都道府県ごとにジョブカフェで受けられるサービスは異なります。中には職業体験ができるようなケースもありますので、自分の住んでいる都道府県のジョブカフェのホームページを検索してみてください。
地域若者サポートステーション
地域若者サポートステーションも、厚生労働省が管轄する就職支援サービスで、実際の運営は厚生労働省が委託した民間団体となっています。
対象年齢は15歳〜49歳と幅が広く、大学中退からある程度年数が立っている人でも利用できるのが特徴と言えます。
具体的な求人紹介というよりも、そもそも自分にはどういう仕事が向いているのかといった相談や、就活に関するセミナーを受けるというのが中心となっています。特に就活を始めようと思っているものの、何からすればいいか分からないという人に利用がおすすめです。
民間企業の就職エージェント
就職支援サービスは、国だけでなく民間企業も行っています。全国展開している就職エージェントが多く、一つのサービスで全国の求人が一気に比較検討できるのは他のサービスと大きく異なるポイントでしょう。
支援内容も非常に幅広く、就職活動の基本的な流れや履歴書の添削、模擬面接の実施といった選考に直接関わるものから、自分にあった求人を紹介してもらうこともできるため、そのまま内定まで突き進むことが可能です。
民間企業が運営しているものの、利用者は登録料も利用料も一切かかりません。これは、民間の就職エージェントに求人募集を依頼する企業側が採用報酬を支払うようになっているため、利用者の金銭負担がないという仕組みになっているのです。
とにかく幅広く求人を見たり、自分だけのサポートをカスタマイズして欲しいといったような大学中退者には、民間企業の就職エージェントがおすすめです。
大学中退者に就職支援サービスがおすすめの理由
就職支援サービスを使うことで、自身の就職活動を様々な観点から有利に進められるようになります。多くの人におすすめできるサービスですが、特に大学中退者に就職支援サービスがおすすめできる理由として以下の4点が挙げられます。
- 就職活動の進め方をイチから知れる
- 業界や職種の生の声を知れる
- 就職成功率が高められる
- 年収交渉を代行してもらえることもある
ここからは、大学中退者に就職支援サービスがおすすめの理由について詳しく解説していきます。
1.就職活動の進め方をイチから知れる
就職活動は望ましい進め方で行わないと、思わぬ結果に繋がってしまう可能性が高まります。しかし、一度も就職したことのない大学中退者であれば、就職活動の進め方を情報収集するだけで面倒に感じてしまうことでしょう。
就職支援サービスを活用すれば、就職活動の進め方をイチから教えてもらうことができるため、情報収集する面倒さを感じずに済むといったメリットがあります。それに加えて、自身の仕事に対する価値観をキャリアカウンセリングしてくれますので、追々悩むことになる求人探しもスムーズに進められるようになるはずです。
自分で何かを調べて、自分なりに物事を進めてみるというのが苦手といった大学中退者の人は特に、就職支援サービスがフル活用できるでしょう。
2.業界や職種の生の声を知れる
ネットが発達している現代において、どのようなことであってもある程度検索すれば調べることができます。ただ、ネットの情報は玉石混合であり、情報の正確性や中立性といったものが欠落しているケースがほとんどです。
就職支援サービスで働くアドバイザーは、常に最新の業界動向をインプットしていますし、求人募集企業と直接やり取りをしていることから、職場の空気感を生の声で教えてくれることも珍しくありません。
口コミなどが信じられなかったり、最新の業界動向を調べるのが苦手などと感じている大学中退者は、就職支援サービスのアドバイザーに質問をしてみるのがおすすめです。特に職場の生の声はネットでは見えにくい部分となるため、これだけでも就職支援サービスを活用する意義があるとも言えます。
3.就職成功率が高められる
就職支援サービスを利用すれば、就活におけるあらゆる場面において通過率向上が期待できます。履歴書などの応募書類の添削を受ければ書類選考通過率を上げられますし、模擬面接をしてもらえば面接の通過率アップが期待できます。
大学中退者が就職活動を進めていく際、どうしても「中退」という事実が面接官のネガティブイメージに繋がってしまいます。そのため、対策を何もしていなければネガティブなイメージを払拭できず、就職率が大卒や高卒よりも低くなりがちです。
就職率が相対的に低くなりがちな大学中退者こそ、就職成功率を高められる可能性のある就職支援サービスの利用がおすすめです。
4.年収交渉を代行してもらえることもある
大学中退者の場合は中途採用枠で就職活動を進めていくことになりますが、中途採用枠では新卒枠では存在しない「年収交渉」ができるのがポイントです。ただ、一人で就職活動を進めている中で企業に対して年収交渉をすることは憚られてしまう人が大半でしょう。
就職支援サービスを使い、アドバイザーがついている場合であれば、内定獲得後に年収交渉を代行してもらえることがあります。多くは前職と同程度の年収まで引き上げるような交渉となりますが、少しでも自分の年収が上がる可能性があることは、どんな人にもメリットに感じられるはずです。
就職支援サービスが向いてる大学中退者の特徴
就職支援サービスは自分の担当アドバイザーがついてくれるだけでなく、就職成功率を上げることも期待できますので、大半の大学中退者におすすめできます。
特に就職支援サービスの利用が向いてる大学中退者の特徴としては、以下の3点が挙げられます。
- なりたい仕事が分からない人
- 誰かに相談しながら就活を進めたい人
- 効率的に内定を獲得したい人
まずは、大学中退者の中でも就職支援サービスの利用が向いてる人の特徴を解説します。
なりたい仕事が分からない人
就職をして働きたいと感じても、どんな仕事に就きたいかまで明確な考えを持てているような人は少ないです。そもそもなりたい仕事がなかったり、分からない中で就職活動を進めてしまうと、結果的にブラック企業に就職して後悔する可能性が考えられます。
なりたい仕事が分からないという人は、就職支援サービスの利用がおすすめです。アドバイザーがキャリアカウンセリングを行ってくれることに加え、様々な職種の仕事内容や向き不向きを大まかに教えてくれますので、自分がなりたい仕事の方向性を見つけることが可能です。
一度自分がなりたい仕事に目星をつけることができれば、求人サイトでの求人検索スピードも引き上げることが期待できますので、就活全般のスピードアップも期待できるでしょう。
誰かに相談しながら就活を進めたい人
就職支援サービスを活用することで、常に自分の就活にアドバイザーがついてくれるようになります。就活する上で困ったことがあれば、まず第一にアドバイザーに相談できる環境となりますので、誰かに相談しながら就活を進めたいという大学中退者に向いてるサービスと言えるでしょう。
就活に関することであれば基本的になんの相談でも受け付けているサービスが大半ですので、例えば面接に落ち続けていて精神的につらいということであったり、就職後にどうやって働いていけば良さそうかなどの未来の話を相談したりと、相談のジャンルは花b広いです。
自分が気兼ねなく相談できる人を大人になってから作るのは、難易度が高いものです。自分の判断や決断に自信が持てずに足踏みしやすいような人は、ぜひ就職支援サービスの活用を検討してみてください。
効率的に内定を獲得したい人
就職支援サービスを活用することで、就活全般の効率は上がります。特に時間のかかりやすい求人探しをアドバイザーが代行してくれるため、プライベートが忙しい人でも手を止めることなく就活できる点は明確なメリットでしょう。
加えて、面接や書類選考の通過率を上げられることも、就活の効率アップに繋がるポイントです。できるだけ早く働きたかったり、効率を重視して動きたかったりする大学中退者には、就職支援サービスが向いています。
就職支援サービスが向いてない大学中退者の特徴
就職支援サービスはどんな大学中退者にもおすすめできるわけではありません。以下のような特徴のある人の場合、就職支援サービス以外の方法で就活を進めた方が良い可能性もあります。
- 人から干渉を受けるのが苦手な人
- 自分から積極的に応募していきたい人
- 自分から積極的に応募していきたい人
就職支援サービスの向き不向きを知った上で、自分がどのように就活を進めていくのかを判断してみてください。
人から干渉を受けるのが苦手な人
就職支援サービスを使うことで自分につくアドバイザーは、担当する就職希望者の内定獲得、ひいては就職成功のために全力を尽くそうとします。そのため、アドバイザーによっては頻繁に就職活動の進捗を聞いてくるケースも考えられます。
このことから、人から自分の行動に対して干渉をしてほしくないと感じる人は、アドバイザーの親切心がうざったく感じることも考えられるでしょう。連絡が頻繁にくることも多いので、マイペースに就活を進めたいのであれば就職支援サービスではなく、求人サイトなどでの就活がおすすめです。
自分から積極的に応募していきたい人
就職支援サービスの場合、アドバイザーが紹介する求人の中から基本的に応募先を決めていくことになります。一度に紹介を受けられる求人数はサービスによって異なりますが、10件前後であることが大半です。
この世には数十万件以上の求人があるとも言われており、その中の10数件しか選択肢がないと感じるような人。つまり自ら積極的に求人を検索して応募をガツガツしていきたいような人からすれば、就職支援サービスの利用が向いていないと考えられます。
どんな仕事をしたいか決まっている人
就職支援サービスは、「働きたいとは考えているものの、それ以外のことは全く考えていない」という人を特にサポートするようなサービスです。そのため、就職したい仕事や業界が明確に決まっている人は、そもそも就職支援サービスを使わなくても応募をしてくことができます。
もちろん自己分析や企業研究の方法を教えてもらうためだけに就職支援サービスを使うといった目的も考えられますが、将来のビジョンが固まりきっているのであれば、求人サイトなどで自分一人で就活を進めていった方が良いかもしれません。
大学中退者が使う就職支援サービスの選び方
就職支援サービスは民間企業のものも含めると非常に多くありますので、どれを使えば良いか分からないかもしれません。
ここからは、大学中退者が就職支援サービスを使う時の選び方のポイントについて3つ解説します。
大学中退者の支援実績があるか
第一に確認すべきなのは、就職支援実績です。特に大学中退者の就職支援をどれくらい行っているかについては必ず確認しましょう。大学中退者は大卒や高卒とは違う就職活動の進め方をしていく必要があるため、特別な支援ノウハウを蓄積していることが重要になってきます。
特に、大学中退者を専門に支援していることをホームページなどで謳っているサービスはおすすめです。そのようなサービスであれば、大学中退者ならではの悩みをヒアリングしてもらえるため、心理的にも安心してサポートを受けられるでしょう。
担当者のやり方や相性が自分に合うか
就職支援サービスを選ぶ際は、その運営元だけでなく、担当してくれるアドバイザーと自分との相性も非常に大切になってきます。キャリアカウンセリングやサポートは全てコミュニケーションによって成り立っていますので、「この人はなんか違うな」と思ったらそのサービスは自分に合わないと思ってしまうのも一つです。
ただ、特に民間企業の就職支援サービスの場合、アドバイザーはたくさんいますので、もし担当者が自分と合わないと感じたら、担当変更を依頼することも可能です。
この人なら安心して相談できるという人を見つけられたら、基本的にはその人と一緒に就職を成功させるという気持ちで就活に向き合うと良いでしょう。
口コミがいいか
就職支援サービスを使った人の口コミはSNSやネットに公開されていますので、気になるサービスを見つけたら、まずは口コミを調べてみるのがおすすめです。
サービス利用前は良い印象を持っていたサービスでも、実際にサポートが始まれば違和感を感じることもあるでしょう。
ただ、口コミは極端に書かれることも少なくありませんので、参考程度に留めておくのが肝要です。なお、オリコンランキングなどで受賞歴があるようなサービスは、総じて口コミが良い傾向が見られますので合わせて参考にしてみてください。
就職支援サービスを使う大学中退者におすすめの職種
就職支援サービスを使う先には求人への応募、就職がゴールとなりますが、大学中退者には特におすすめできる職種が3つあります。
ここでは、大学中退者におすすめできる3つの職種の簡単な仕事内容と、メリットなどについて解説します。
1.ITエンジニア
ITエンジニアは、IT知識やプログラミングスキルを活用してシステムやツールの開発・設計・運用などを行う技術職です。
働く上ではエンジニアスキルが求められるものの、最近では未経験者を採用して自社内の研修でエンジニアとして活躍できるといった体制を設けている会社も増えてきており、手に職をつけたい大学中退者には非常におすすめです。
ただ、就職した後も日々進化するIT知識の勉強をすることが必須となる点は理解しておく必要があります。就職支援サービスを使ってITエンジニアを目指す際は、未経験者への研修が手厚い企業を紹介してもらうようにしましょう。
2.営業職
営業職は、会社や個人に対して商品やサービスを提案し、契約を取ってくる仕事です。どのような業態・企業規模の会社も営業職は募集しており、学歴不問で募集する企業も多いことから、大学中退者の多くは営業職として就職する傾向にあります。
営業実績さえ出せれば学歴に関係なく出世できるのがポイントで、大学中退という過去が働く上でのハンデになりません。また、コミュニケーション能力が一定以上あれば契約を取ることが可能ですので、そこまで専門的な知見がいらないというのもメリットと言えます。
営業職の求人はトップレベルに多いため、就職支援サービスを使う時は自分の性格にマッチしている会社を紹介してもらえるようにアドバイザーに相談するのがおすすめです。
3.マーケティング職
マーケティング職は企画職の一種であり、自社製品の売れる仕組みを考えて施策を検討する仕事です。計数能力やプロジェクトの管理スキルなど若干ハイレベルな素養を求められるものの、未経験・学歴不問で募集する求人は少なくありません。
就職支援サービスを使う際は、ポテンシャル枠で募集している求人をピンポイントで紹介してもらうようにしましょう。また、倍率が高い人気の仕事でもありますので、履歴書の添削や無料登録などのサポートも受けられると安心です。
大学中退者が就職支援サービスを使った体験談
大学中退者が就職支援サービスを使う際は、どういった体験や口コミがあるのでしょうか?
ここでは、就職カレッジ®︎が独自で大学中退者にインタビューした内容を抜粋して2つご紹介します。
体験談①
大学中退後には家業を手伝っていましたが、このままダラダラとしていては行けないと思い就職を決意しました。そこで大学中退者向けの就職支援サービスを見つけて利用を開始しました。
登録後はアドバイザーの方が非常に親身になって話を聞いてくれました。今までの過去の経験や生き方を肯定してくれたのが嬉しくて、ここで頑張ろうという気持ちになれたんです。
まずは集団参加型の就職講座を受けました。自分と同じく就職を目指して頑張っている人がいるという事実に、まずはやる気が高まりました。同時に、講座を経て『すぐに諦めてしまう自分』がいることに気づけたので、就職活動を進める上での自身の短所として前向きに向き合うことができました。
数日間の就職講座が終了した後、たまたま会場で目にしたのが、元々気になっていた不動産会社の求人募集のポスターでした。『この企業の求人を紹介してもらえませんか?』とアドバイザーに相談し、無事に個別面接に進むことができました。
最終的に3社の個別面接に進んだのですが、見事第一志望である不動産会社から内定をもらうことができました。
『自分をダメだと思わないで、諦めない』という意思さえあれば、大学を中退していても希望の仕事に就くことが分かったので、就職支援サービスを使って良かったと思っています。
玉木 諒さんの就職成功体験談 – ジェイック 就職カレッジ®︎
体験談②
大学を中退することを決めた時から就活情報を調べていました。その中で目にした就職支援サービスに登録し、まずは就活の流れを教わる研修を受けました。
就活をする上ではコミュニケーションや会話のやり取りなど、『当たり前のことを実践する』という考えが重要になることを改めて知ることができました。
それから、企業が複数者集まる集団面接会に参加したのですが、その時は一社も内定をもらうことができず、非常に落ち込んだ記憶があります。そんな時でも担当アドバイザーの人が優しくフォローしてくれたので、モチベーションを保つことができました。
その後すぐにアドバイザーが個別で求人を紹介してくれて、結果的にその企業が自分も良いなと思えたので選考に進み、内定をもらうことができました。
『就活って何から始めたらいいんだろう?』という不安でいっぱいでしたが、就職支援サービスを使って前向きに就活に取り組めたのは大きかったです。
大学中退者が就職支援サービスを使う際の注意点
最後に、大学中退者が就職支援サービスを使う上で注意すべきポイントを2つ解説します。
自分も頑張らなければ就職できない
就職支援サービスを利用することで、アドバイザーが自分に対して様々なアドバイスをしてくれます。また、就職決定を目指して連絡も多くもらうことができますが、最終的には自分も頑張らなければ就職することはできません。
就職支援サービスは、あくまでも自分の就活を上手く進めるための「きっかけ」です。アドバイザーと二人三脚で就活を頑張っていくというモチベーションが大切になることはしっかりと認識しておきましょう。
紹介を受けた求人しか応募できない
就職支援サービスでは、基本的にアドバイザーから紹介を受けた求人に応募するのが基本です。たくさんの求人の中から、自分の意思だけで応募先を選びたいという場合は、求人サイトを使うことも検討してみてください。
ただ、求人サイトだとアドバイザーはつきませんし、就活の流れは自分で情報収集しなければなりませんので、可能であれば求人サイトと就職支援サービスを併用するのがおすすめです。
まとめ
大学中退者がこれから就活を始めるのであれば、サポートが充実している就職支援サービスを使うのがおすすめです。
就職支援サービスは数々のサービスが展開されていますが、紹介を受けられる求人の選択肢を増やすという意味でも、3-4つ程度のサービスを併用していくのが良いでしょう。
大学中退者は大学のキャリア支援を受けることもできない状況にありますので、ぜひ就職支援サービスを使って内定獲得まで突き進んでみてください。
こんな方におすすめ!
- 学歴に自信がないから就職できるか不安
- 就職について、誰に相談したら良いか分からない
- 中退しようかどうかを迷っている
- 学歴に自信がないから就職できるか不安
- 就職について、誰に相談したら良いか分からない
- 中退しようかどうかを迷っている