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志望動機の書き方のポイントを紹介!企業が動機を求める理由とは

志望動機の書き方のポイントを紹介~就活生必見!企業が動機を求める理由とは~

志望動機書き方がわからず、就職活動が止まってしまう方もいるのではないでしょうか。

志望動機には応募者の個性がはっきり現れますし、応募に際しての意欲や人となりを測る上でも重要な項目となります。

ここでは企業の採用担当者に対して、効果的にアピールできる志望動機の書き方について見て行くことにします。

この記事のまとめ

 1.志望動機はその企業だけで使えるものを書こう

 2.志望動機は結論を最初に書く

 3.自分がその企業でどのように貢献できるのかが必要

 4.使いまわしのできないものが一番企業に伝えりやすい

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

企業が志望動機を求める理由とは

企業が志望動機を求める理由とは

就活を始めると準備しないといけないことが多いと思います。

その中でも、志望動機は必ず求められます。なぜなら、自己PRはどの面接でも使いまわしが可能ですが、志望動機は企業ごとに変えていくべきだからです。

その理由についてと自己PRとそもそも何が違うのかについて紹介します。

志望動機が書けないと採用してもらえない!?

志望動機に書く内容は「なぜその企業に応募しようと思ったのか」を明確にするためのものです。

新卒採用であっても、企業が見ているポイントで志望動機は外せません。

そこには「その企業で働きたい」と言う明確なビジョンが要求されるのです。世の中には同業他社というものがたくさん存在します。

その中でなぜその企業を選んだのかをはっきりさせることが、とても大切になるのです。その企業で働きたい明確な理由というものを表現できるかどうかが勝負になると思って良いでしょう。

志望動機には採用担当者がその文章を読んで、この人となら一緒に働きたいと思ってくれるような内容が表現できるよう意識して下さい。

応募者と企業は応募書類の受け渡しを行った時が最初の出会いになります。その時に好感を持ってもらえるとそれ以降の選考においても有利に運ぶでしょう。

個人の間でも出会いは第一印象が大事と言いますが、就職活動においては志望動機がそれに当たります。

企業と応募者の相性を測る物にもなりえますから、志望動機への記入内容はとても重要度が高いと言えるのです。

志望動機と自己PRの違いとポイントを紹介

志望動機とよく似たものに自己PRがあって、これをどのように書き分ければ良いのかと悩んでいる人もいることでしょう。

確かにどちらも自分に関することをアピールするための文章ですが、実際にはかなり大きく異なるものなのです。

まず志望動機と言うのは「自分がその企業のどこに魅力を感じたのか」をアピールするためのものです。

一方、自己PRとは「その企業に対して自分のどこに魅力を感じて欲しいのか」を書くものなのです。ちょうどアピールのベクトルが正反対を向いていると言えます。

志望動機を書く際には、企業側が募集の際にアピールしている自社の特長について共感しているのであれば、そのことを書くと良いでしょう。

同業他社や同エリアの異業種ではなく、まさにその企業だけを希望したことがわかるような内容で自分の動機について説明して下さい。

一方、自己PRでは自分の経験や職歴からどのような強みを持っているのかを示すと同時に、その強みが採用後にどのように使ってもらえるかについてアピールするかを示すと好ましいです。そのことは企業の業務に対する理解度も示すことになりますので大変重要です。

志望動機は入社意欲を測るために用いられることが多く、自己PRは応募者の人物像や会社とのマッチングを見る上で利用されることが多いです。

いずれも重要なものですので、ある程度の重複はやむを得ませんが、可能な限り内容がかぶらないように留意しながら書き分けて下さい。

自己PRが不安な方は自己分析ツール Future Finderを使って、客観的な自分を知ることが先決かもしれませんね。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

志望動機の書き方を紹介!

志望動機の書き方を紹介!

志望動機を書き方について紹介します。

志望動機を紹介した通り、面接が進めごとに必ず面接中に聞かれるものです。

ここでは基本と構成のポイントについて紹介するので、就活生は参考にしてみてください。

志望動機の書き方~基本編~

志望動機に関してはオリジナリティが重要になります。

採用担当者に「テンプレートだな」と思われたらかなり損をする可能性があります。そのオリジナリティは実体験から生まれるのです。

自分が体験してきたことは、類似例はあっても完全に同一の物を他の人は持ち合わせていないからです。

例えば、「自分は前の職場でこのような業務を担当しキャリアを積みました。

しかし、前職では個人のスキルより多人数での協業を重視されていました。貴社においては個人のスキルを活用してもらえると感じたので応募しました。」というような概要に、実体験に基づく具体性を加えるとオリジナリティのある文章が作れるでしょう。

文章を作成するにあたって重要ことのひとつに文章の量があります。

志望動機に関しては履歴書やエントリーシートなどの一部に記入する場合もあれば、A4用紙1枚の「志望動機書」を作成する場合もあります。

いずれも丁寧な文字でバランスよく記入することが重要です。読みづらいと感じられたらそれだけでマイナスポイントになります。

A4用紙1枚の場合でも、用紙の70%以上は埋めておきたいところです。逆に履歴書やエントリーシートなどの一部の欄に記入する場合はスペースが足りないかも知れないので、いかにコンパクトにまとめるかがポイントになります。

志望動機の書き方~構成編~

志望動機の構成はある程度一般化しています。

大きなポイントは最初に「志望理由」を簡潔に書くことです。

志望理由とは言い換えれば志望動機に書く内容の中で一番言いたいことです。

採用担当者はたくさんの応募書類に目を通しますから、文章が冗長だと最後まで読んでもらえないかも知れません。

ですから、一番言いたいことを最初に書いておきましょう。その上で志望理由の説明を続けて書くのです。志望理由に興味を持ってもらえれば、その説明についても最後まで読んでもらえる可能性がアップします。この志望理由の説明では、自分のスキルや経験を交えて説明して下さい。

特にこの志望理由の説明の部分には、自分のスキルなどの魅力について自己PRを交えても良いです。

そして最後に入社後にはどのような仕事をしたいかという目標を記入してまとめて下さい。

ここで重要なのは冗長すぎてもいけないけれど、短すぎてもいけないということです。文章の長さがそのまま熱意とは受け取られませんが、短すぎると熱意に欠けると感じられることが多いでしょう。

どんなに短くても「具体的な志望理由」「志望理由の説明」「入社後の目標」について具体性を持った言葉で書くことが望まれます。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

志望動機の書き方のポイントを一挙紹介!

志望動機の書き方のポイントを一挙紹介!

志望動機の書き方の基本は先ほど紹介した通りです。

企業が求める志望動機にはいくつかのポイントがあります。

このポイントを満たさないと内定をもらうことは難しいでしょう。

ポイント1:応募企業でなければならない理由を伝える

重要なのは、同業他社や同エリア内企業ではなく、その会社を選択した具体的な理由を示すことです。

その会社ならではの魅力を感じた内容を明確に示して下さい。他社の名前を挙げるのはマイナスになりかねません。

ライバル企業と比べて応募企業に強みがある場合には、ライバル企業名を出さずに、その強みだけを強調しましょう。

経営理念や商品構成、サービス内容など応募企業にアドバンテージがある場合も同じです。

面接の際に「ライバル企業の〇〇社さんでも良いのでは?」と聞かれた時にはじめて「御社のほうが優れていると感じました」のように答えれば良いのです。

そうした企業の魅力については資料やホームページからの情報でアピールされている内容だけではなく、自分の経験やスキルと組み合わせて独自の内容をアピールすると効果的です。

このことについては特にテンプレートにはまるようなものではなく、自分の言葉でしっかりアピールすることが重要です。文例集は参考になりますが、自分の言葉に置き換えることを忘れないで下さい。

ポイント2:自分の魅力を関連させて伝える

志望動機を書く際には、自分の魅力・アピールポイントを関連付けて話を展開すると、オリジナリティと説得力のある文章が書けます。

履歴書のアルバイトの経験や所有資格と関連付けた志望動機は、具体性に富みアピールできるものとなるでしょう。

その中では、応募する企業に就職できた場合、その能力や資格がその企業に対してどのように活かせるかを書くだけでなく、自分にとっても前職より大きく活躍できるであろうことを書くと志望動機として十分なものとなる可能性があります。

また、責任感のある実績は自分の魅力として大きくアピールできるものです。

採用を行う際に採用担当者が気にするのは早期離職です。責任ある行動を取っていることをアピールすると不安感が減る可能性があります。

その上で、ミスマッチにならないと思ったから志望したことを訴える文章が書けると良い志望動機になります。

ポイント3:自分の話と企業の話はバランスよくする

これは初対面の人と話をする場合に似ています。

直接会話をする時であれば、相手の話を聞くことと自分が話をすることのバランスを意識して会話します。

それに対して志望動機を文章にまとめる場合は、自分についての話題と企業に関する話題のバランスを意識して書くと良いものが書けるのです。

自分のことばかりを書くと、自己主張が強すぎるという判断が下されるかも知れません。

逆に企業に関することばかりを書くと、自分に自信がないのかと勘ぐられるかも知れないのです。そこで、まず文章全体を簡潔にしてバランスを取りやすくしましょう。例えば、自分が応募企業を評価したいきさつなど、企業側から見て不要な情報は割愛するのがおすすめです。

自分の話の中にはキャリアビジョンを入れることが好ましいです。

キャリアビジョンとは「これからこうありたい」と言うキャリア設計の理想像のことです。

それが実現できそうだから応募したという流れで話を組み立てられるといいでしょう。

そのことを企業の経営理念や事業実績と結び付けられると好ましいですが、表現方法には注意して下さい。

就職とは自分が企業に与えられる物と、企業が自分に与えてくれる物のバランスで成り立っています。ですから「就職できたら実現できる」と言う受身の姿勢だけで書くことは避けたほうが安全です。

こうした中で意識したほうが良いのは企業に対する敬意です。

企業に対する共感を表現することも大切ですが、敬意がない共感をすると「上から目線」になってしまう恐れもありますし、そうした失礼な姿勢に対して採用担当者は敏感なものです。企業に対する敬意を持って文章を書くことを常に意識しておきましょう。

ポイント4:自分が貢献できることを明確に伝える

この部分は自己PRとある程度内容がかぶってしまうことになりますが、かぶることを警戒するあまり自分をアピールできないようでは困ります。

自分が持っている資格や経験は履歴書や職務経歴書で触れられているはずですので、それが就職できた後どのように活用できるかについてアピールすると良いでしょう。

また、履歴書や職務経歴書だけでは書ききれなかったスキルについてもここで触れておきましょう。同様にフォーマット化された応募書類には書けていない熱意や価値観についても、特にその企業の社風と合致する部分を中心に記入することで、企業に熱意を使えられます。

インターネットや企業の紙資料を調べてその企業の今後の展開について情報を得ておくことで、そのことに対してスキルや経験を持って自分が貢献できる事柄について書くのも効果的です。

もちろん、そのスキルや経験については前職などでの実績を根拠としてアピールすると、信用できる情報として読んでもらうことができるでしょう。

志望動機の書き方~注意点~

志望動機の書き方~注意点~

熱意を持って書こうと頑張ったり、失敗しないように参考資料を勉強したりして書くうちに、かえってマイナスの印象を与えてしまうことがあります。

注意が必要なものとしてよくあるのが、熱意は伝わるものの何が言いたいのかよく分からないという物です。

具体的な実績が示されていなかったり、志望動機について散漫な言葉で示されていたりするといった物はマイナス評価になるでしょう。

また、企業が求めている人物像に自分があっていない場合、採用はかなり厳しくなる可能性があります。これは最初の企業選択の際に募集文書をよく読んでいなかったり、自分に対する自己評価が誤っていたりする時に起こり得る現象です。

チームで取り組んだことも多くなるでしょう。そうした物を書く際に「これだけ大きなプロジェクトの一員として働いた」だけでは単なる自慢話になります。

そのプロジェクトの中で自分がどう言う役割を果たしたのかまでをしっかり記入して下さい。

それではじめて自分のスキルや経験に対する具体的情報と言えるのです。

また、実績よりも「学ばせてもらいたい」と言う姿勢を強く出すのはあまり良くありません。これは謙虚というより他人任せだとか、会社に対する貢献より自分のキャリアアップばかりを考えているとかのマイナス評価に繋がります。

さらに、特に避けたいのが「報酬に対する魅力」ばかりが志望動機に書かれている物です。

もちろん報酬が欲しいから仕事をするのですが、それしか書いてないと採用担当者はがっかりするでしょう。

また、書き方が分からないからと「経営理念に共感しました」とか「素晴らしい実績をあげている会社だから」とか、誰にでも書けるような上辺だけの文章では、具体性に欠けるため採用担当者に訴えかけることはできません。

志望動機の書き方のポイントは「その企業だからこそ」

志望動機の書き方のポイントは「その企業だからこそ」

採用担当者は非常に多くの応募資料に目を通します。

ですから通り一遍の内容では印象に残りません。

一方で、志望動機については応募者の個性がよく現れるものですから、しっかりした内容を書くことができれば、自分がどう言った人間であるかの印象を残すことができるのです。

採用担当者の印象に残れば、それは採用に向けてのステップを1段上がったことになるので、良い内容の志望動機を書くよう努力して下さい。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

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ABOUT US
佐藤 裕康
株式会社ジェイック 採用メディア「Future Finder」事業部長|ジェイックに新卒入社後、マーケティング業務に従事。その後、新規事業であるダイレクトリクルーティング事業の立ち上げを経験、事業責任者へ|資格:CFW(「7つの習慣」社内インストラクター資格)