体力がないことで、仕事探しに苦戦してしまっている人も多いのではないでしょうか?
この記事では、体力がない人におすすめできる仕事を20個ご紹介します。それぞれ仕事内容や平均年収、求められるスキルを丁寧に解説しますので、仕事選びの参考にしてみてください。
体力がない人におすすめの仕事20選
体力がない人におすすめできるのは、以下の20個の仕事です。
- ITエンジニア
- プログラマー
- Webデザイナー
- Webライター
- クリエイター
- Webマーケター
- データサイエンティスト
- 動画編集者
- 受付
- 秘書
- 経理
- 人事
- 総務
- 医療事務
- 企画職
- カウンセラー
- 図書館司書
- 公務員
- ウエディングプランナー
- 研究職
それぞれ詳しく解説します。
また、各職種の平均年収につきましては、厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」より引用しております。
ITエンジニア[体力がない人におすすめの仕事 1/20]
ITシステムやアプリの設計・運用を行う仕事です。ITに関する幅広い知識はもちろん、コミュニケーション能力やプロジェクト管理能力も求められる仕事ですが、業務は全てパソコン一台で行うデスクワークですので、体力に自信がない人でも問題なく働けます。
肉体労働ではないものの、思考を常に張り巡らせなければならない仕事ですので、精神的な疲れはやや感じるかもしれません。その分収入は比較的高く、実力を身につければフリーランスとして独立するといった働き方も可能です。
①平均年収 | 550万円 |
②必要なスキル | ・ITに関する幅広い知識 ・プログラミングスキル ・コミュニケーション能力 ・調整力 ・スケジュール管理能力 ・タスク管理能力 ・論理的思考力 |
③向いてる人 | ・手に職をつけたい人 ・これからも需要が高い仕事にチャレンジしたい人 ・学習意欲が高く、常に学び続けられる人 |
④仕事に就くためには? | ・ITエンジニアの求人に応募して就職する ・プログラマーとしての経験を積み、ITエンジニアにキャリアアップする ・クラウドソーシングサイトで案件を受注する |
プログラマー[体力がない人におすすめの仕事 2/20]
ITエンジニアが作る設計書を元に、プログラミングを行っていく仕事です。優れたプログラミングスキルや知識が求められますが、ITエンジニアと同じく1日の大半がデスクワークとなりますので、肉体的な体力が求められることはありません。
ただ、納期が近くなっているにも関わらず開発の進捗が悪いと、残業をしてでも進捗を追いつかせようとする現場は少なくなく、繁忙期はなかなか休めず体力を使うことも考えられます。
どのような働き方をするのか、残業時間はどれくらいかについては会社によって大きく異なりますので、求人に応募する際は口コミサイトをチェックしましょう。
①平均年収 | 550万円 |
②必要なスキル | ・プログラミングスキル ・論理的思考力 ・コミュニケーション能力 ・集中力 ・責任感 |
③向いてる人 | ・プログラミングの仕事に興味がある人 ・常に学び続けられる人 ・適切に報告、連絡、相談ができる人 ・将来的にフリーランスとして独立したい人 |
④仕事に就くためには? | ・未経験歓迎のプログラマー募集求人に応募して就職する ・独学でプログラミングを学び、求人に応募する ・プログラミングスクールに通い、卒業時に就職先をあっせんしてもらう ・クラウドソーシングサイトで案件を受注する |
Webデザイナー[体力がない人におすすめの仕事 3/20]
Webサイトやバナー、ロゴなどWeb上で使われるクリエイティブのデザインを手がける仕事です。モニターに向かってひたすらデザインを考え、形にしていくのが業務となりますので、体力に自信がなくても仕事をしていけるでしょう。
活躍していく上では当然デザインセンスが必要ですが、それと同じくらいコミュニケーション能力が求められます。ディレクターやクライアントの要望を聞き出し、要望にマッチしたデザインを提出できるかがポイントですので、対話が必要な仕事でもあることを覚えておいてください。
①平均年収 | 361万円 |
②必要なスキル | ・デザインスキル ・デザイン描画ソフトの操作スキル ・コミュニケーション能力 ・情報収集能力 ・学習意欲 |
③向いてる人 | ・デザインを仕事にしたい人 ・的確に関与者とコミュニケーションを取ってデザインに落とし込んでいける人 ・将来的に独立を考えている人 |
④仕事に就くためには? | ・Webデザイナーの求人に応募して就職する ・Webデザインに関する専門学校を卒業し、就職先をあっせんしてもらう ・クラウドソーシングサイトで案件を受注する ・Webデザイナーの就活では、自身の作例をポートフォリオにまとめる必要があるため作例をいくつか用意しておくこと |
平均年収出典:パーソルキャリア株式会社「Webデザイナーの平均年収はいくら?給料アップを目指す方法や転職事例も解説」
Webライター[体力がない人におすすめの仕事 4/20]
Webメディアに掲載される記事を執筆する仕事です。パソコンさえあればどこででも仕事ができ、業務中は座っていることがほとんどのため、体力に自信がなくても働くことができるでしょう。
ただ、記事執筆の中でインタビューや取材を行うことがあり、場合によっては全国を飛び回って記事を執筆することもあります。
案件や会社によって出張の有無は異なるため、応募する際はどのようなメディアを運営しているのか、サイトの記事を必ずチェックしておいてください。
①平均年収 | 339万円 |
②必要なスキル | ・文章力 ・論理的思考力 ・コミュニケーション能力 ・情報収集力 ・学習意欲 ・好奇心 ・行動力 |
③向いてる人 | ・自分の文章で誰かに影響を与える仕事がしたい人 ・情報収集が好きで、収集した情報やニュースを分かりやすく伝えるのが上手い人 ・何事にも好奇心を持って向き合える人 |
④仕事に就くためには? | ・Webライターを募集する求人に応募して就職する ・WebメディアのWebライター募集のページから業務委託として契約する ・クラウドソーシングサイトで案件を受注する |
平均年収出典:株式会社カカクコム「ライターの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)」
クリエイター[体力がない人におすすめの仕事 5/20]
音楽や映像、画像などのクリエイティブを制作し、クライアントに納品するなどして収入を得る仕事です。
デジタルクリエイターであれば1日中座って仕事が進められますし、フリーランスとして活動していれば働く時間を自分で自由に調整できるため、体力不足になることは少ないでしょう。
一度クリエイターとして実績を積んで有名になることができれば、多額の収入を稼ぎやすいものの、それまでは収入がほとんどないといったことも考えられます。下積みがどうしても長くなりやすい仕事ですので、覚悟と情熱を持って取り組もうとする姿勢が大切です。
①平均年収 | ピンキリ |
②必要なスキル | ・想像力 ・トレンド収集力 ・集中力 ・センス ・発信力 ・セルフブランディングスキル |
③向いてる人 | ・自分を表現して世界に影響を与えたい人 ・誰にも負けないほど熱中していることがある人 ・自分のセンスを自分で認められる人 |
④仕事に就くためには? | ・広告代理店にクリエイティブ職として就職する ・自分の作品をネットに公開し、企業から声をかけてもらう ・スキル販売サイトでクリエイティブ制作を出品する ・クラウドソーシングサイトで案件を受注する |
Webマーケター[体力がない人におすすめの仕事 6/20]
Webサイトや広告などを活用し、特定の商品やサービスが売れる仕組みを作る仕事です。思考力がとにかく重要になる仕事であり、業務ではパソコンが必須のデスクワークとなりますので、肉体的にはそこまで負担はかかりません。
とにかく数字が重要な仕事であり、施策に対してどれくらいのお金を投資し、どれくらいの売り上げ効果が見込めるのかといったシミュレーションをする機会も多いため、幅広い思考力や分析力が重要です。
市場価値が高いため高収入ではあるものの、常に頭を使い続ける仕事ということは覚えておくと良いでしょう。
①平均年収 | 630万円 |
②必要なスキル | ・マーケティングスキル ・データ分析力 ・論理的思考力 ・広告に関する基礎知識 ・好奇心 ・スケジュール管理能力 ・タスク管理能力 |
③向いてる人 | ・物事の魅力を瞬時に一言で表せる人 ・自分の成果が数字で見れるような仕事をしたい人 ・分析や検証をするのが好きな人 |
④仕事に就くためには? | ・Webマーケターの求人に応募して就職する ・実務経験を積み、Webマーケターとして独立する ・営業や企画職の経験を積み、社内異動でWebマーケター職に異動する |
データサイエンティスト[体力がない人におすすめの仕事 7/20]
事業課題や経営課題に対して、自社が保有しているビッグデータを分析し、解決施策を検討する仕事です。数十万〜数千万以上のデータを取り扱うようなデータ分析をしますので、極めて高い思考力が求められます。
業務ではプログラミングを使うこともあり、完全なデスクワークという観点で肉体的な負担は少ないでしょう。ただ、人並み以上の思考力を求められることから、精神的なストレスを感じることがあるかもしれません。
これから重要になってくる仕事とも言われており、データサイエンティストの実務経験が今後のキャリアに良い影響を与えることも考えられます。
①平均年収 | 557万円 |
②必要なスキル | ・極めて高い分析力 ・データ処理能力 ・知的好奇心 ・基礎学力 ・仮説思考 ・論理的思考力 |
③向いてる人 | ・データから答えを導き出す一連の流れが好きな人 ・仮説を立てて施策を実施し、その後分析・検証することが得意な人 ・需要が高く高年収が期待できる仕事をしたい人 |
④仕事に就くためには? | ・データサイエンスが学べる大学や専門学校を卒業する ・エンジニア系の仕事からデータサイエンティストに転職する ・Webマーケターの経験を積み、社内異動で異動させてもらう |
動画編集者[体力がない人におすすめの仕事 8/20]
撮影された動画を、クライアントが求める映像作品に編集して納品する仕事です。打ち合わせはリモートで行われることも多く、かつ動画編集は座ってパソコンで行うことが基本のため、業務中は常に座っている人が多い仕事です。
在宅での仕事を可としている会社も少なくなく、就職先を見極めれば毎日家にいながらにして仕事をするといった日々も期待できます。
また、動画編集の技術を高めることで、フリーランスや副業といった形で動画編集の案件に携わることも可能です。
①平均年収 | 579万円 |
②必要なスキル | ・動画編集ソフトの操作スキル ・集中力 ・継続力 ・丁寧さ ・デザインスキル ・企画力 ・スケジュール管理能力 |
③向いてる人 | ・日常的にあらゆるジャンルの動画をみている人 ・人の心を動かす仕事がしたい人 ・地道な作業が苦にならない人 |
④仕事に就くためには? | ・動画編集者の求人に応募して就職する ・独学で動画編集経験を積み、クラウドソーシングサイトで案件を受注する ・独学で動画編集経験を積み、業務委託として動画制作会社と契約を結ぶ ・自分で動画を撮影(収録)し、自分で動画を編集して動画共有サイトにアップする |
受付[体力がない人におすすめの仕事 9/20]
オフィスビルの入口などに常駐し、来客に対して適切な対応をする仕事です。来客対応時以外は常に座っていることになるため、体力がない人でも問題なく業務を行うことができるでしょう。
業務内容としても非常にシンプルで、適切な敬語と基本的なコミュニケーション能力さえあれば誰でもこなすことが可能です。
ただ、その分身に付くスキルが少ないことや、受付という仕事自体がタブレットなどに置き換わっているという注意点があることは認識しておきましょう。
①平均年収 | 349万円 |
②必要なスキル | ・コミュニケーション能力 ・管理能力 ・サポート力 |
③向いてる人 | ・初対面の相手に対しても明るく話せる人 ・相手の考えていることを先回りして行動できる人 ・口が硬い人 ・常にビジネスマナーを忘れずに仕事に向き合える人 |
④仕事に就くためには? | ・受付職を募集する求人に応募して就職する ・派遣会社に登録し、受付職の案件を紹介してもらう |
平均年収出典:株式会社カカクコム「受付の仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)」
秘書[体力がない人におすすめの仕事 10/20]
役員や社長などに付き、スケジュール管理や雑務の代行を行う仕事です。秘書として担当する相手の忙しさによって若干変動はあるものの、基本的にはデスクワーク中心でそこまで体力を求められる仕事ではありません。
給与も比較的高い仕事ではありますが、その分ビジネスマナーや各種管理能力を始め、幅広いスキルをハイレベルに求められます。未経験から秘書になりたい場合は、誰でも受験できる秘書検定の2級以上は最低でも取得した上で応募するのがおすすめです。
①平均年収 | 520万円 |
②必要なスキル | ・極めて高いビジネスマナー ・コミュニケーション能力 ・スケジュール管理能力 ・タスク管理能力 ・調整力 ・TPOをわきまえた適切な判断力 ・責任感 |
③向いてる人 | ・状況に応じて瞬時に頭を切り替えられる人 ・常に誰かのために気配りをすることが好きな人 ・口が固い人 |
④仕事に就くためには? | ・秘書の求人に応募して就職する ・秘書検定を取得しておくと就活が有利に進められるので、まずは資格取得から始めるのもおすすめ |
経理[体力がない人におすすめの仕事 11/20]
事務職の一つで、会社で日々行われる取引の記帳や、売上・仕入れの管理など、数値に関する事務作業を担う仕事です。業務で歩き回ることはまずないと言えるほどのデスクワークであり、また繁忙期を除けば定時で帰れる職場も多く、体力に自信がない人でも安心して働けるでしょう。
事務仕事は軽視されがちではあるものの、経理がしっかりと機能しないと会社が大きな損失を被ることも考えられるため、非常に責任感が重要になる仕事です。経理をこれから目指そうとするのであれば、軽い気持ちで応募しないよう準備しておくのがおすすめです。
①平均年収 | 450万円 |
②必要なスキル | ・高い計数能力 ・Excel操作スキル ・基本的なコミュニケーション能力 ・責任感 ・読解力 |
③向いてる人 | ・数字に強い人 ・責任感を持って常に仕事に向き合える人 ・やるべきことを先延ばしにせず、テキパキと進められる人 |
④仕事に就くためには? | ・経理を募集している求人に応募して就職する ・社内異動で経理を希望し、異動させてもらう |
人事[体力がない人におすすめの仕事 12/20]
会社の「人」に関する業務を担う仕事です。人事制度の設計や運用、退職防止の施策検討、採用活動などがメインの業務となります。基本的にはデスクワークが中心のため、体力はそこまで必要ありません。
ただ、新卒採用担当の人事については体力が必要になるケースがあります。全国の就活説明会の準備をしたり、ひたすらに面接対応をしたりなど、就活シーズンは特に多忙になることが考えられます。
可能であれば、人事の求人に応募する際はどのような領域の業務を担う予定になるのか、面接で確認しておくことをおすすめします。
①平均年収 | 490万円 |
②必要なスキル | ・高いコミュニケーション能力 ・パソコンスキル ・説得力 ・計数能力 ・プレゼンスキル ・観察眼 |
③向いてる人 | ・どんな相手に対してもハキハキと会話ができる人 ・人を見極める能力が高い人 ・どんな状況でも中立的な立場で物事を判断できる人 |
④仕事に就くためには? | ・人事を募集している求人に応募して就職する ・社内異動で人事を希望し、異動させてもらう |
総務[体力がない人におすすめの仕事 13/20]
会社の運営にとって必要ではあるものの、他の部署で担当することが難しい業務を一手に担う仕事です。業務例としては以下が挙げられます。
- 備品の管理、発注
- 株主総会の運営
- 会社のレクリエーションの企画
- 受付、電話対応 など
デスクワークが中心で体力がなくても仕事はできますが、業務の幅が広いため、場合によっては体力を使うような仕事をしなければならないタイミングもあります。あらかじめ認識しておくとよいでしょう。
①平均年収 | 490万円 |
②必要なスキル | ・パソコンスキル ・コミュニケーション能力 ・観察力 ・献身性 ・臨機応変な対応力 |
③向いてる人 | ・オフィスでデスクワークがしたい人 ・誰かのためになるような仕事をしたい人 ・気配りをするのが好きな人 |
④仕事に就くためには? | ・総務職を募集する求人に応募して就職する ・社内異動で総務職を希望し、異動させてもらう |
医療事務[体力がない人におすすめの仕事 14/20]
医療機関に勤め、来院患者の受付対応や会計、支払う医療費の算定を行う仕事です。デスクワークであることに加え、医療機関の診察時間が終わればそのまま帰れる職場も多いため、体力がない人に特におすすめできます。
ただ、業務の一つである医療費の算定については、記憶力や判断力が求められます。医療知識に関連する勉強もする必要がありますので、就職後に勉強をし続けなければならない点には注意が必要です。
①平均年収 | 437万円 |
②必要なスキル | ・コミュニケーション能力 ・基本的なパソコンスキル ・対応力 ・記憶力 ・基本的な計算能力 |
③向いてる人 | ・腰を据えて長く働きたい人 ・医療に関する仕事をしてみたい人 ・常に丁寧なコミュニケーションを取れる人 |
④仕事に就くためには? | ・医療事務に関する資格を取得できる専門学校を卒業し、就職先をあっせんしてもらう ・医療系の求人サイトから、未経験で募集している医療事務の求人に応募して就職する |
企画職[体力がない人におすすめの仕事 15/20]
事業課題に対して課題を特定し、その課題を解決するための施策を考え実行する仕事です。企画職といっても「営業企画」「商品企画」を始め、様々な企画職に分かれますが、総じて知的労働が中心となるため、肉体的な体力はそこまで必要とされない場合が多いです。
できることの幅が広く、花形の仕事として認識されていることも多いものの、求められるスキルが幅広いため就職難易度は高めです。
未経験であれば、いきなり企画職の求人に応募するのではなく、まずは興味のある会社の営業職などで採用された後、社内異動で企画職を目指すといったキャリアプランもおすすめです。
①平均年収 | 630万円 |
②必要なスキル | ・論理的思考力 ・計数能力 ・分析力 ・マーケティングスキル ・行動力 ・コミュニケーション能力 ・プレゼン能力 |
③向いてる人 | ・頭を使って会社の課題を解決する仕事に挑戦したい人 ・物事を俯瞰して捉えられる人 ・中長期的な視点で目の前の課題と向き合える人 |
④仕事に就くためには? | ・企画職を募集する求人に応募して就職する ・営業職など現場系の仕事を経験した後、社内異動で企画職に異動する |
カウンセラー[体力がない人におすすめの仕事 16/20]
心理的に悩みを抱えている人の話を聞き、的確なアドバイスをすることでメンタルの回復を促す仕事です。常に誰かと会話するような仕事のため、喉は酷使するものの体力的な負担が大きい仕事ではありません。
資格がなくてもカウンセラーとして働けますが、就職難易度は高まります。カウンセラーを目指すのであれば、メンタルカウンセラーやEAPメンタルヘルスカウンセラーなど、各種教会が認定している資格を取得するのがおすすめです。
①平均年収 | 443万円 |
②必要なスキル | ・傾聴力 ・高いコミュニケーション能力 ・論理的思考力 ・想像力 ・献身性 |
③向いてる人 | ・人にアドバイスをするのが好きな人 ・日頃から悩み相談をよく受ける人 ・誰かを元気にするような仕事をしたい人 |
④仕事に就くためには? | ・資格なしの場合、医療機関やメンタルクリニックの求人に応募して就職する ・臨床心理士の場合、指定された大学院を修了することで国家資格の受験資格が得られる ・基本的に心理カウンセリングに関する何らかの資格を持っていないと就職は難しいため、資格取得から検討するのがおすすめ |
図書館司書[体力がない人におすすめの仕事 17/20]
図書館に勤め、蔵書の管理や図書の選定、貸し出しの受付をメインに行う仕事です。図書館の中を移動したり、本の移動などで体力を使う業務もありますが、身体を酷使するわけではありません。
管理が主な仕事ではあるものの、図書館を利用する人を増やすためのイベントを企画するといった業務もあります。想像力や企画力も求められる仕事であり、本が好きな人であればやりがいを持って働けるでしょう。
①平均年収 | 579万円 |
②必要なスキル | ・基本的なコミュニケーション能力 ・読書好きな性格 ・献身性 ・タスク管理能力 ・正義感 |
③向いてる人 | ・とにかく本が好きで、本に囲まれる仕事がしたい人 ・落ち着いた性格の人 ・図書館への入館者を増やせるような施策を考えられる想像力が豊かな人 |
④仕事に就くためには? | ・大学で所定の科目を履修するか、司書講習を修了して司書の資格を取得する ・公立図書館の司書になる場合は、地方公務員試験に合格する |
公務員[体力がない人におすすめの仕事 18/20]
市役所や官庁に勤め、公共サービスの提供に従事する仕事です。業務の多くは勤める先の執務室内で完結するものがほとんどであり、残業も少ない傾向にあるため、体力がない人でも安心して働けます。
リストラがなく、かつ年功序列で給料が上がっていくため、特に長期間腰を据えて働きたい人に向いています。公務員試験に合格しなければならないため、就職する難易度が高い点には注意しましょう。
①平均年収 | 437万円 |
②必要なスキル | ・責任感 ・調整力 ・コミュニケーション能力 ・地頭の良さ ・公平性 |
③向いてる人 | ・デスクワークをしたい人 ・とにかく安定した職場に就職したい人 ・自分で何か新しいことを生み出すのが得意ではない人 |
④仕事に就くためには? | ・国や地方自治体が実施している公務員試験に合格する |
ウエディングプランナー[体力がない人におすすめの仕事 19/20]
挙式を控えたカップルと結婚式の計画を考える仕事です。自分が担当した結婚式の当日は式場に付きっきりとなりますので、やや肉体的なハードさはありますが、それ以外は基本的に座り仕事となるため、体力に自信がなくても働けるでしょう。
当然ながら結婚式は絶対に失敗することができないもののため、責任感や計画力が特に求められます。プレッシャーの大きい仕事ですが、その分かけがえのないやりがいを感じられるはずです。
①平均年収 | 381万円 |
②必要なスキル | ・コミュニケーション能力 ・スケジュール管理能力 ・プレゼン能力 ・責任感 ・臨機応変な対応力 |
③向いてる人 | ・人の幸せのために全力を尽くせる人 ・計画を立てて実行するのが好きな人 ・他人を笑顔にするような仕事に就きたい人 |
④仕事に就くためには? | ・結婚式場の求人に応募して就職する ・結婚式場にアルバイトとして就職し、正社員登用試験に合格する |
研究職[体力がない人におすすめの仕事 20/20]
メーカーや研究機関に勤め、新商品の開発などを行う仕事です。研究そのものが仕事となりますので、体力よりも知識力や探究心が求められます。
働き方は研究の進捗によって大きく変わりますが、何日も休みが取れないような仕事ではありません。職場によっては定時帰りができるケースもあるため、ワークライフバランスを意識して生活することもできるでしょう。
有名メーカーの研究職であれば高年収も期待できますので、特に理系の大学出身の人は研究職という道も選択肢に入れてみるのがおすすめです。
①平均年収 | 521万円 |
②必要なスキル | ・研究ジャンルにおける専門的な知識 ・学習意欲 ・好奇心 ・情報収集力 ・論理的思考力 |
③向いてる人 | ・自分の手で新しい商品やサービスを生み出したい人 ・一つの学問を学ぶのに時間を忘れて熱中した経験のある人 ・とにかく頭を使う仕事がしたい人 |
④仕事に就くためには? | ・大学院を卒業し、メーカーや研究施設が募集している研究職の求人に応募する |
平均年収出典:株式会社アカリク「研究職の年収は低い?研究職の年収ランキングや待遇と給与も解説」
体力がない人が仕事選びをする時の注意点
体力がない人が就活で仕事選びをする際に注意すべきこととして、以下の3点が挙げられます。
- 精神的ストレスがかかる場合もある
- 通勤など仕事以外での体力消費に注意する
- 無理してフルタイムで働こうとしなくてOK
それぞれ解説します。
1.精神的ストレスがかかる場合もある
体力がない人は肉体労働を避けることになりますが、肉体労働以外の仕事では頭を使う仕事が多くなりますので、結果的に精神的なストレスがかかりやすいといった注意点があります。
特に納期が厳しい仕事になると、肉体的には楽ではあるものの、精神的にきつい日々が続くことも考えられます。あらかじめ自己分析をしておき、自分のストレス耐性の範囲に収まるような仕事を選びましょう。
2.通勤など仕事以外での体力消費に注意する
体力が特に低い人は、通勤だけでも疲れてしまうことがあります。特に都心の満員電車に耐えられる自信がないような人は、通勤時間を減らせるような職場を検討するのが良いでしょう。
具体的には、リモートワーク制度を導入している企業に就職することで、通勤による体力の消耗を防ぐことができます。
リモートワークで働けるかどうかは、求人票に書かれていますので、体力に自信がない人が求人に応募する際は必ず求人票を隅々までチェックしてください。
3.無理してフルタイムで働こうとしなくてOK
まだ正社員として働いたことがない人は、無理していきなりフルタイムで働こうとしなくて大丈夫です。
まずは派遣やパートなどの非正規社員から仕事を始めてみて、徐々に自分の体力の限界値を図っていくことがおすすめです。
まとめ
体力がない人には、この記事で紹介したようなデスクワークの仕事がおすすめです。
ただ、デスクワークの仕事は身体的な負担は少ないものの、精神的な負担があるケースも考えられますので、自己分析をして自分の強みと弱みを明らかにしておきましょう。
また、デスクワークは人気の仕事が多いため、就活を進める際は就職エージェントなどを活用し、万全の準備をすることを意識してください。