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INFP(仲介者)あるある!性格や特徴、仕事でのあるあるを紹介

INFP(仲介者)あるある!性格や特徴、仕事でのあるあるを紹介

INFPあるあるを知って、性格タイプの理解をより深めていきたいという人も多いのではないでしょうか?

この記事では、INFPならではのあるあるを15選にしてご紹介します。合わせて、あるあるな一面が出てしまう仕事での事例についても解説します。

INFPの人はもちろん、INFPの人と仲を深めていきたいと考えている人は、記事の内容を参考にしてみてください。

INFP(仲介者)の性格や特徴とは?

INFPのあるあるについて触れる前に、まずはINFPの性格としてよく見られる3つの特徴を解説します。

  • 他人に対する思いやりが強い
  • 自己表現力や想像力が高い
  • 嘘がつけない真っ直ぐな性格

それぞれ詳しく解説します。

他人に対する思いやりが強い

INFPは仲介者という別名がついている通り、立場や考え方の違う2人を仲介するハブのような役割を得意とします。これは、INFPが他人に対する思いやりが強いといった性格的特徴から来ていると考えられます。

常に自分よりも他人のことを意識して行動することができるため、ある種の自己犠牲的な判断をすることもあるでしょう。周囲の人から見れば「どうしてそこまで他人のために頑張れるのか」と思われることもありますが、INFPからすれば他人のために頑張っている状況こそ自分らしさを感じられる瞬間なのです。

ただ、他人を意識するがあまり、人一倍周囲の人からの視線を気にしてしまい、萎縮した振る舞いをしがちといった短所も見られることがあります。

自己表現力や想像力が高い

INFPは内向的な性格であり、自分の頭の中で色々と思考を張り巡らせて新しいものを作り上げることが好きといった特徴が見られます。加えて、自分が思っていることや考えたことを形にするのが得意な傾向にあることから、自己表現力や想像力が高いという長所が考えられます。

クリエイティブに自己表現をすることを得意としていますので、著名な芸術家や俳優、作家の中にも多くINFPの人がいます。時には世界の理にすらも想像を張り巡らせることもあり、他の性格タイプの人では考えつかないようなアイデアを生み出すこともあるでしょう。

時には、目の前のやるべきことを放って物思いにふけってしまうこともあるといった短所も見られますが、それも含めてINFPならではの性格と言えます。

嘘がつけない真っ直ぐな性格

INFPは自分を偽ろうとすると、極端に不安を感じてしまうといった特徴が見られます。これは、INFPが自分らしさやアイデンティティを特に重視している性格傾向であることから来ており、嘘は巡り巡って自分を自分でなくならせる要因になるといった深層心理があると考えられます。

常に正直に生きているからこそ、多くの人を繋ぎ合わせるような仲介者としての振る舞いができると言えます。その一方で、世の中には適切なレベルの嘘というものが存在しており、INFPはそういった嘘を使いこなすことが苦手なため、結果的にコミュニケーション能力の弱さが垣間見える瞬間も見られます。

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INFP(仲介者)のあるある15選

INFPのあるあるとしては、以下の15個が挙げられます。

ポジティブなものからネガティブなものまで、INFPのあるあるとしてよく目にするものを解説していきますので、INFPという性格タイプの理解に役立ててみてください。

理想主義者[INFP(仲介者)のあるある1/15]

INFPは意識せずとも高い理想を掲げて行動することがしばしば見られます。思考力が高く、かつ内向的であることから、自分の頭の中で「もっとこうなったらいいのにな」という理想がむくむくと大きくなっていく傾向があります。

理想主義であることは大きな物事を考える上で重要な要素です。しかし、時には現実的ではない理想を実現しようと躍起になることがあります。時には理想そのものが破綻していることもあり、思い通りにならない状況に焦りを感じることもあるでしょう。

理想主義者が出てしまう仕事での事例

INFPは人当たりが比較的良い性格のため、多くの人を束ねるようなマネージャー的な役割を担うこともあります。チームが一丸となって一つのプロジェクトに向き合う際は、リーダーが理想やビジョンを掲げてメンバー1人1人に浸透させることが大切です。

INFPは理想主義者のため、そうした行動をとるのは得意ではあるものの、あまりにも理想が高すぎてメンバーがついて来れないといったことが考えられます。

INFPが仕事で理想主義を掲げる際は、周囲の人に共感してもらえるようなものにするのがポイントです。

芸術肌[INFP(仲介者)のあるある2/15]

INFPは自身のセンスやクリエイティブを世の中に出すことに抵抗がありません。加えて、INFPは自分なりに物事や世界を捉え、自分の表現にするといった一連の流れを非常にスムーズに行うことができるため、芸術肌があると言われることも多いでしょう。

芸術肌は言い換えればセンスそのものになりますので、INFPならではの武器になります。特にセンスが求められるようなクリエイティブ系の仕事への適性が非常に高く、反対に自分のセンスを活かしにくいようなルーティンワークは苦手な傾向が見られます。

芸術肌が出てしまう仕事での事例

どんな物事でも他の人とは異なる視点で思考していくため、例えば企画系の仕事にINFPが就いた時、今まで会社でやってきたことのないような変わった施策を実行しようとするでしょう。

前例がない企画となるため、会社の中でも議論を巻き起こすこともありますが、上手くハマると会社の業績を大きく右肩上がりにするようなクリティカルな成果を残すこともできるはずです。

他の仕事で言えば、INFPの最適職種の一つであるクリエイティブ系の仕事において、同僚が真似できない成果物を創ることに長けているため、仕事での実績に繋がりやすいとも考えられます。

サポーター気質[INFP(仲介者)のあるある3/15]

INFPは仲介者と言われるほど、誰かのために真剣に頭を使って考えようとする性格です。天性のサポーター気質があるとも言えますので、自分よりも他人を重視して行動することがよく見られます。

誰かに助けを求められれば、どれだけ自分の手がいっぱいであってもすぐに手を止め、手助けをしようとします。また、コミュニケーション能力が高めなINFPの人の場合だと、少しでも困っていそうな人を見かけたら自分から積極的に声かけをしにいくこともあるでしょう。

サポーター気質が出てしまう仕事での事例

チームで一つの仕事をするような職場において、同僚の困っている声を聞いたらすぐに自分が加勢しにいく傾向が見られます。自分のタスクを放ってまでサポートすることもあるため、上司からしばしば仕事の進捗について言及されてしまうこともあるでしょう。

また、そうしたサポーター気質が自分の知らぬ間に職場で回ってしまい、見ず知らずの人から仕事を頼まれてしまうこともあります。上手く立ち振る舞わないと「便利屋」として扱われかねませんので注意してください。

孤独を愛する[INFP(仲介者)のあるある4/15]

INFPは内向型(I)の性格傾向が強く出ている性格のため、自分一人でいるような孤独な時間を愛する性質も持ち合わせています。ただ、これは孤独感を感じながら悲しい思いをしているというよりも、自ら進んで孤独になりに行っているといったイメージです。

立食型のパーティなどでは、他人に話しかけにいくよりも会場の隅で飲み食いをしながら、他人の観察をして自分なりに思考を広げていくといった行動もINFPのあるあるではないでしょうか。

孤独を愛する姿勢が出てしまう仕事での事例

INFPは他人から声をかけられれば喜んで近づこうとしますが、特に声がかからない場合は孤独で居続けようとします。

もし会社で自分に話しかけてくれる人が1人でもいれば、上手く組織の輪に溶け込めるものの、話しかけてくれる最初の1人が現れないと、会社で浮いてしまうことも考えられます。

孤独であっても、営業職のような個人の努力が重視される仕事であれば問題ありませんが、社内の同僚や上司と上手くコミュニケーションを取って進めていくような仕事の場合は、INFPの孤独を愛するというあるあるな性格が足を引っ張ってしまうこともあるでしょう。

プレゼンに弱い[INFP(仲介者)のあるある5/15]

INFPは優れた芸術センスの持ち主であることから、自分のクリエイティブを世の中に出すことは得意ではありますが、それは一方的なコミュニケーションとも取ることができます。

裏を返すと、自分の意見や理想を大勢の前で発表し、それを元に議論が進んでいくようなプレゼンの場はINFPの不得意とする分野です。

加えて、INFPはコミュニケーション能力が長けているわけではないので、プレゼンの場では声がどもってしまったり、俯きながら自身なさげに発表してしまったりと、せっかくの理想主義が活かせないことも考えられます。

プレゼンに弱い姿勢が出てしまう仕事での事例

INFPは自分の理想を掲げて物事を考える能力こそ高いものの、社内外問わずプレゼンが苦手であるため、プレゼンターを務める機会があっても避けようとする傾向にあります。

そのため社内での評価がされにくく、本当は自分が考えたプレゼンであっても、他人に手柄を横取りされたと感じることもあるかもしれません。

強い目的思考[INFP(仲介者)のあるある6/15]

INFPは目的を持って行動することを非常に好む性格です。「自分は何のためにこれをやるのか」といった観点から、最終的には自分の存在意義や役割についても思考し、想像力を活かしたアウトプットを生み出します。

そのため目的が無かったり、はっきりしていなかったりする状況を極端に嫌う傾向にあります。他人の手伝いをすることが好きなINFPであっても、「とりあえずこれをやっておいて」などと雑なお願いをされると、目的が分からずにモヤモヤしてしまうこともあるでしょう。

強い目的思考が出てしまう仕事での事例

基本的にどんな仕事であっても、取り組む目的が決まっているべきです。ただし、会社や組織、上司の性格によっては目的よりも手段の方が重視されてしまい、ただ何か新しいことをやるといった業務がINFPの下に降ってくることがあります。

業務を作業的に渡されてしまうと、INFPの持ち味である芸術センスも理想主義も発揮できないため、極端にパフォーマンスが落ちることもあるでしょう。INFPの人が目的の分からない仕事を振られた際は、自分を納得させるためにも、なぜその仕事をやるのか確認するのがおすすめです。

感情的[INFP(仲介者)のあるある7/15]

INFPは物事の判断の仕方が感情型(F)であるように、論理よりも感情を重視して会話しがちな傾向にあります。「自分がこうしたいからこうする」といった感情優先の判断をすることにより、自身の納得する結果を追求しようとします。

自分の生きたいように生きる、言ってしまえば我が道をいくような性格のため、精神的なストレスを抱え込みにくいといったメリットがある反面、周囲の人はINFPに巻き込まれて嫌な思いをすることがあるといったデメリットも考えられます。

感情的な姿勢が出てしまう仕事での事例

仕事においては、自分が判断をしなければならない瞬間が多々あります。INFPが仕事上で何らかの判断をする際、論理よりも感情を重視して選択しようとするため、「自分はこうしたいから」「全員がこうしたいと言っているから」などで判断することが多く見られます。

影響力の小さい判断であれば感情的で問題ありませんが、事業を変えるような影響力の大きい判断については、感情よりも論理が優先されるべきですので、INFPの考えや判断を否定されることもあるかもしれません。

1人でいる時間を重要視する[INFP(仲介者)のあるある8/15]

INFPは内向的な性格傾向のため、1人でいる時間を大切にしようとします。大勢の人と一緒にいなければならない時間を乗り切ったら、その後を家にこもって自分だけの時間を謳歌することでしょう。

休日についても、暇な時間があれば誰かを遊びに誘うことは稀で、家の中でできる趣味に時間を費やしたり、突然一人旅をしたりなど、ソロで活動するケースが多く見られます。

1人でいる時間を重要視する姿勢が出てしまう仕事での事例

会社で働いていると、しばしば飲み会の話が出ることがあります。

仕事における飲み会には賛否があるものの、飲み会を通じて職場でのコミュニケーションが円滑になったという事例はゼロではないことから、一定の効果があると言われています。

そうした場に声をかけられても、INFPは1人の時間を大切にしたいと判断するため、飲み会を始めとした会社のイベントを苦手としている傾向があります。もちろん、人それぞれ考え方は違いますので、全てのINFPに当てはまるわけではありませんが、これも一つのあるあるとして捉えても良いでしょう。

物事を長期的に考える[INFP(仲介者)のあるある9/15]

INFPはどのような物事も長期的に考える傾向にあります。仮に今すぐ損をするようなことがあっても、将来自分のためになると判断できるものであれば、あえて困難な選択肢を選ぶことも少なくありません。

このような性格傾向は、INFPが慎重にリスクを回避していきたいという本質から来ていると考えられます。周囲の人と上手く人間関係を保ちながら、不利な状況にならないよう周囲を観察する能力に長けているため、INFPは物事を長期的に捉えられます。

物事を長期的に考える姿勢が出てしまう仕事での事例

例えばINFPが営業職として顧客と商談をしている時、もう少し押せば契約が取れそうだと思っても、将来的な取引を拡大していくためにあえてその場で契約を押し進めないといった行動を取ります。

結果的にその日の営業成績としてはプラスにはならないものの、顧客からの信頼を獲得することに繋がり、それ以上の大型契約や長期的な関係性構築に発展することもあるでしょう。

自己完結してしまう[INFP(仲介者)のあるある10/15]

INFPは内向的な性格ですが、頭は常に回転しており周囲の物事に対する観察眼にも優れています。しかし、自分で考えていることをあまり表に出さないような一面も見られるため、疑問やもっと知りたいことがあっても自己完結をして終わらせてしまうことがあります。

個人で行動するような状況であれば、自己完結をしてサクサクと物事を進めていくことに繋がりますのでプラスにはたらくと考えられますが、集団で行動する時は独断的な判断に繋がるといったリスクも考えられます。

自己完結の姿勢が出てしまう仕事での事例

例えば事務職としてINFPが働いている時、自分では初めてやるような業務を任されたら、まずはマニュアルを片っ端から探し、続いて過去の類似事例を探そうとするでしょう。自分で調べられるところまで調べ切ったと感じたら、INFPの人は自己流で仕事を進めようとしがちです。

自己完結をして業務を進める姿勢が見られますので、よく言えば自立心が高くイレギュラーへの対応が柔軟といった強みになりますが、自己完結させることが常にいい結果を生み出すとは限りません。INFPの人は適切に周囲の人に協力を求めるように意識することがポイントです。

自由に生きたがる[INFP(仲介者)のあるある11/15]

INFPはクリエイティビティが高く自己完結能力に優れた性格ということもあり、他人やルールに縛られて生きる日々にストレスを感じやすい傾向が見られます。そのため、誰よりも自由に生きていきたいと常に感じながら生活しています。

もちろんINFPは良識を持った性格タイプですので、ルールや人との約束を率先して破ることはありませんが、心にモヤモヤした気持ちを抱え続けることはあるでしょう。自分なりのストレス発散方法を確立し、上手くルールと付き合っていく姿勢が求められます。

自由に生きたがる姿勢が出てしまう仕事での事例

INFPは自分にとって理解できない社内のルールを見かけたら、自分なりに解釈してルールスレスレのグレーラインで物事を進めてしまうことがあります。

場合によっては会社組織に大きな悪影響をもたらしかねませんので、自由に生きることとルールを逸脱して生きることは上手く線引きをするよう意識しましょう。

ただ、この自由さがあるからこそ、INFPならではの想像力や発想力、クリエイティビティが発揮できるとも言えますので、短所でもあり長所でもあると言えます。

努力家[INFP(仲介者)のあるある12/15]

INFPはどんな困難な壁に当たっても、黙々と努力をして乗り越えようとする努力家な一面も持ち合わせています。

自分なりのやり方を見つけ、かつ優れた発想力を持って困難を乗り越えるだけの粘り強さも持ち合わせていることから、周囲の人から信頼されやすい性格とも言えます。

社会においてもプライベートにおいても、努力家という一面はプラスにはたらくことがほとんどですので、INFPのアピールポイントにもなり得るでしょう。

努力家な姿勢が出てしまう仕事での事例

新しい会社や職種に挑戦するために転職をした場合、INFPは最初こそ環境の変化に戸惑ってしまうものの、ある程度環境に慣れたら早く実績を出せるように人一倍努力をします。

結果に結びつくかは人それぞれですが、努力をしている姿は周囲の人が見ていますので、結果的に会社に仲間やサポーターが増えやすい性格と考えられます。

八方美人[INFP(仲介者)のあるある13/15]

INFPは誰に対してもサポーター気質を発揮しますが、この背景にはINFPが八方美人な一面を持ち合わせているからと捉えることもできます。誰に対しても良い顔をするため、敵を作りにくい反面、特別に仲の良い人を見つけることも難しくなるといったリスクも考えられるでしょう。

もちろん、八方美人であることは悪いことではありません。むしろ、誰に対しても適切に役割や振る舞いを変えてコミュニケーションできるということは優れたスキルとも言えるでしょう。

ただ、人によっては八方美人に振る舞う人のことをよく思っていないこともありますので、やり過ぎには注意する必要があります。

八方美人が出てしまう仕事での事例

営業職の失敗例として、例えばINFPが顧客との商談でどう考えても自社では対応が難しいと分かっていながらも、顧客からマイナスイメージを持たれたくないという思いで案件を受注することが考えられます。

その後、営業であるINFPは社内の関係者に案件の説明をするのですが、今度は社内の人から悪いイメージを持たれないように、顧客があまりにも強い要望を出してきたので断れなかったという言い訳をすることが考えられます。

結果、その場は上手くまとまるかもしれませんが、どこかのタイミングで自分の八方美人ぶりが出てしまい、トラブルに発展することもあるでしょう。

繊細な一面を持つ[INFP(仲介者)のあるある14/15]

INFPはセンスが人一倍強いため、繊細な一面を持つといったあるあるが挙げられます。これはINFPの打たれ弱さに直結してしまうことが多く、ストレス耐性の低さや精神的に落ち込みやすいといった短所として見られることがあります。

また、環境に対する繊細さも強く出る傾向にあり、自分の周りで誰かが怒られていたり、喧嘩などが起きていたりする状況に置かれると、あたかも自分が怒られているのではないかという感覚に陥ってしまい、自分も精神的にストレスを抱えることに繋がるケースも見られます。

繊細な一面が出てしまう仕事での事例

仕事全般において、自分が上司に怒られる時に繊細さが出てしまいます。そのため、上司としてはちょっと注意したつもりであっても、INFPの人は上司の想像以上に落ち込んでしまい、その後数日間に渡って仕事のパフォーマンスも落ち込むことがあるでしょう。

ただ、繊細であるということは人よりも細かいことに気がつけるということでもあります。創造的な仕事はもちろん、事務職など細かい業務が求められる仕事においては、INFPの繊細さがプラスに働くこともあります。

感受性が高い[INFP(仲介者)のあるある15/15]

INFPは感受性の高い性格であり、人の喜怒哀楽を読み取ることが上手です。そのため、今はこの人に話しかけていい、悪いということを瞬時に読み取ることができ、TPO(Time(時)、Place(場所)、Occasion(場面))に合わせた立ち振る舞いをすることに繋がります。

また、感受性が高いことで相手に対して共感性の高いコミュニケーションが取れるのも長所の一つです。相手の立場に立って会話を進めていくことができますので、信頼を獲得しやすいといった傾向も見られます。

感受性の高さが出てしまう仕事での事例

カウンセラーや営業など、相手とコミュニケーションを通じて進める仕事においては、感受性の高さから相手の懐に入ることが上手です。そのため、他の担当者では知り得なかった本当の思いを打ち明けてもらえることが多く、結果的に自分の仕事の実績に繋がることも考えられます。

ただ、一方で他人の「怒り」に対しても感受性が強く出てしまいがちですので、いざ職場で誰かが怒られている状況に直面してしまうと、自分のメンタルも大きく落ち込ませてしまうといった一面も見られます。

INFP(仲介者)が強みを活かす方法3選

INFPが自分の強みを活かす方法としては、以下の3点が挙げられます。

  1. 適度に自己主張をする
  2. 自分がやりたいことだけに集中するのも良い
  3. 苦手なことは他人に協力してもらう

それぞれ詳しく解説します。

1.適度に自己主張をする

INFPはどちらかというと消極的な性格ですので、受け身なコミュニケーションを取りがちです。INFPは創造力やクリエイティビティ、他人へのサポート意識などの魅力がありますので、自ら積極的に自己主張をすることで、より周囲の人からの評価を勝ち取ることができるでしょう。

もちろん、あまりにも自己主張が強いと周囲の人から嫌われかねませんが。INFPは相手の感情を読み取る力にも優れていますので、そこまで大きなトラブルには発展しないと考えられます。

2.自分がやりたいことだけに集中するのも良い

INFPは自分の世界に入り込んで物事を考えることで、自分にしかない発想やアイデアを生み出すことができます。また、あまり社交的な性格でないことから、集団の中で無理してい続けてしまうと、自分の強みがうまく発揮できないこともあるでしょう。

したがって、時には自分のやりたいことだけに集中するといった選択を取るのもおすすめです。どうしても人といて疲れてしまうのであれば、適度に他人と自分の間に壁を意識的に作り、自分の世界に没頭してみてください。

ただ、あまりにも頻繁に自分の世界に閉じこもってしまうと、周囲の人から声をかけてもらえなくなるリスクもあります。そのため、適切な距離感を保つことを特に意識してみましょう。

3.苦手なことは他人に協力してもらう

INFPはクリエイティビティや繊細な作業が求められる物事に強みを発揮できますが、それ以外の部分ではどうしても苦手なことが増えてしまいます。

自分が苦手なことを克服するというのも大切な意識ではありますが、特に仕事であれば自分の苦手分野については他人に協力してもらうことをおすすめします。

他人に何かを頼むことに躊躇してしまうこともあるかもしれませんが、INFPは相手に対する共感力が高いため、お願いの仕方も他人より上手い傾向が見られます。顔色を伺いつつ、不快に感じられない範囲で人に頼ることを覚えてみてください。

INFP(仲介者)についてよくある質問

最後に、INFPについてよくある質問を3点解説します。

INFPと相性のいい人は?

INFPと相性が良いのはESTP、ISFP、ENFJの3タイプです。

INFPは想像力や他人を思いやる力に優れた性格ではあるものの、自ら積極的にコミュニケーションを取ることが苦手ですので、自分を優しく包み込んでくれるような包容力のある性格タイプとの相性が良い傾向にあります。

相性の良い性格タイプの人と仲良くなれれば、この記事で解説したネガティブなINFPあるあるの特徴をも認めてくれるため、精神的な拠り所にもなるでしょう。

INFPの相性についてより詳しく理解を深めたい人は、以下の記事も合わせて参考にしてみてください。

infp 相性

INFP恋愛あるあるは?

INFPは恋愛においても非常に奥手な性格のため、以下のあるあるが考えられます。

  • 気になる人がいても中々声をかけられない
  • 気になる人が話しかけてくれると、おせっかいをしてしまう
  • 付き合ったあとのデートのイメージを妄想しがち
  • 付き合ったらとことん尽くすタイプ
  • デートに誘うものの、どこに行けばいいのか分からずに悩みがち

奥手な性格ですので交際に発展するまでに時間はかかりやすいですが、一度交際すると長く続きやすい傾向にありますので、自分から頑張ってアクションする度量が大切です。

INFPが生きづらいのはなぜ?

INFPは自分の世界に閉じこもって物事を考えがちです。社会はコミュニケーションで成り立っていますので、孤立しやすいINFPは時折生きづらさを感じてしまうことでしょう。

ただ、自分の世界に入り込むことが悪いというわけではありません。自分ならではのアイデアや発想を適切に世間に発信することができれば、自分の世界が広がり生きづらさを感じにくくなるはずです。

まとめ

INFPのあるあるを15個ご紹介しました。ポジティブなものもあればネガティブなものもありますので、自分に当てはまる性格傾向があれば参考にしてみてください。

また、INFPに向いてる仕事については以下の記事で詳しく解説していますので、合わせて参考にしてみてください。

INFP(仲介者)に向いてる仕事15選!性格から分かる適職一覧
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池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。同大学経済学部附属経済研究所「こどもの機会均等研究センター」協力研究者。元・三菱経済研究所研究員。経済産業大臣登録 中小企業診断士。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」