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深く考えるのが好きな人に向いてる仕事16選!就職のコツも解説

深く考えるのが好きな人に向いてる仕事16選!就職のコツも解説

深く考えるのが好きな人に向いてる仕事として、どういったものがあるのか気になる人も多いのではないでしょうか?

この記事では、思考力や想像力を活かして活躍していける仕事を16選にしてご紹介します。それぞれ仕事内容や平均年収、向いてる人の特徴についても解説しますので、仕事選びに悩んでいる人は参考にしてみてください。

深く考えるのが好きな人に向いてる仕事16選

論理的思考やクリエイティブ思考など、業務において深く考えるのが好きな人に向いてる仕事としては、以下の16職種が挙げられます。

  • 営業職
  • コンサルタント
  • システムエンジニア
  • プログラマー
  • データアナリスト
  • Webデザイナー
  • Webライター
  • Webマーケター
  • 企画職
  • 建築設計士
  • CADオペレーター
  • 施工管理
  • カウンセラー
  • 法務(リーガル)職
  • 研究職
  • フリーランス

いずれも知的生産性の高い仕事ですので、業務時間中の多くを考えることに費やすといった特徴があります。それぞれの仕事内容について詳しく解説します。

営業職[深く考える人に向いてる仕事1/16]

法人や個人に対して営業を行い、自社の商品やサービスの契約を取ってくる仕事です。行動力やコミュニケーション能力が必要なだけでなく、論理的思考力を活かして商談をしていけるかどうかが非常に重要な仕事となっています。

商談中は相手の発言から意図や背景を推測し、その場で適切なやり取りができないと契約を取ってくることはできませんので、深く考えるのがすぐにできる人に向いていると言えます。

①平均年収654万円
②必要なスキル・コミュニケーション能力
・論理的思考力
・計数能力
・交渉能力
・調整力
・行動力
③向いてる人・顧客のためになる提案を考えてプレゼンできる人
・相手が何を考えているか推測しながら対話ができる人
・目標達成志向が強い人
④仕事に就くためには?・営業職の求人に応募して正社員就職する
・営業の経験を積んだ後に営業代行として独立する

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag

コンサルタント[深く考える人に向いてる仕事2/16]

法人などのクライアントの経営課題がどこにあるかを捉え、データを分析し、適切な解決策を提案するといった仕事です。

業務のどの工程でも高い思考力が求められるだけでなく、データ分析能力やプレゼンスキルなど、ビジネスパーソンとして求められるあらゆるスキルが必要になる点が特徴です。

業務時間も比較的長いことが多いですが、その分平均年収が相応に高く、キャリアアップをしてどんどん稼いでいきたいという人にもおすすめできます。

①平均年収780万円
②必要なスキル・論理的思考力
・仮説思考
・データ分析能力
・コミュニケーション能力
・プレゼンスキル
・プロジェクトマネジメントスキル
③向いてる人・深く考えることが好きなだけでなく得意な人
・仮説思考と検証のサイクルを素早く回せる人
・高年収を狙えるようキャリアアップしていきたい人
④仕事に就くためには?・コンサルタントの求人に応募して正社員就職する

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

システムエンジニア[深く考える人に向いてる仕事3/16]

システムを開発するに当たって、仕様を決めたり要件定義書を作成する仕事です。システム構築をする上では、設計の段階で詳細までしっかり定めておかないと、プログラマーが開発する際にトラブルが生じてしまいます。

幅広いIT知識やスケジュール調整能力、プログラミングに関する知識を総動員して仕事に向き合う必要があるため、システムエンジニアは深く考えることそのものが重要な仕事となります。

ちなみに、会社によってはシステムエンジニアはプログラミングを一切行わないこともありますので、あらかじめ認識しておいてください。

①平均年収550万円
②必要なスキル・論理的思考力
・プログラミングスキル
・タスク管理能力
・スケジュール調整力
・コミュニケーション能力
・学習意欲
・継続力
③向いてる人・ITの知識を幅広く使える仕事がしたい人
・複数人のメンバーを束ねて仕事を進められる人
・考えるだけでなく情報を収集してインプットできる人
④仕事に就くためには?・システムエンジニアの求人に応募して正社員就職する
・プログラマーとして経験を積んだ後、システムエンジニアにキャリアアップする

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

プログラマー[深く考える人に向いてる仕事4/16]

システムエンジニアが作った要件書を見て、システムが動くようにプログラミングを行っていく仕事です。プログラミングは論理的思考力が求められる行為ですので、深く考えるスキルは不可欠と言っても過言ではありません。

また、プログラマーとして働いていく上では、考えるだけでなく情報収集をして学習を続けていくといった力も求められます。最新のプログラミング技術を日々アップデートして業務に活かしていくというサイクルが大切ですので、継続的な学習意欲が重要という点も覚えておきましょう。

①平均年収550万円
②必要なスキル・プログラミングスキル
・学習意欲
・情報収集力
・論理的思考力
・集中力
・コミュニケーション能力
③向いてる人・将来性のある仕事で経験を積みたい人
・就職後も技術習得に取り組み続けられる人
・技術を活かしてものづくりに挑戦してみたい人
④仕事に就くためには?・プログラマーの求人に応募して正社員就職する
・プログラミングスクールに通い、就職先をあっせんしてもらう
・独学でプログラミングスキルを習得し、クラウドソーシングサイトで案件を獲得する

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

データアナリスト[深く考える人に向いてる仕事5/16]

ビッグデータを分析し、事業がより良い方向に行くよう施策を提案・実行する仕事です。論理的思考力からデータ分析力まで、仕事を進めていく上では深く考えることは必然とも言えます。

仮説を立ててデータを分析し、検証するといった一連の流れを繰り返し行っていくことになり、研究者志向のある人に向いてるでしょう。平均年収も比較的高く、今後も需要が高まっていくことが予想される仕事の一つです。

①平均年収557万円
②必要なスキル・データ分析能力
・仮説思考
・論理的思考力
・言語化能力
・集中力
③向いてる人・データを見て自分なりの回答を考えるのが好きな人
・将来性の高い仕事で経験を積みたい人
・一度深く考えたらのめり込める人
④仕事に就くためには?・データアナリストの求人に応募して正社員就職する

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

Webデザイナー[深く考える人に向いてる仕事6/16]

Webサイトやロゴ、バナー画像など、Web上で表示されるようなクリエイティブを制作する仕事です。

ディレクターやクライアントから依頼されるイメージを聞いて、最新のデザイントレンドを加味しながらデザインを考えていくため、センスがなくても考えることが得意であれば活躍できるでしょう。

手を動かす時間も多いですが、それ以上にパソコンに向き合って考えている時間が多く、特に立場の違う人の気持ちを想像しながら作業を進めることが求められます。

①平均年収480万円
②必要なスキル・デザインセンス
・トレンド収集力
・デザインソフトを使いこなすスキル
・コミュニケーション能力
・想像力
③向いてる人・デザインを仕事にしたい人
・自分の手がけた仕事を多くの人に知ってもらいたい人
・パソコンに向き合ってじっくりと考え込める仕事がしたい人
④仕事に就くためには?・Webデザイナーの求人に応募して正社員就職する
・Webデザインの実績を積んだ後に、クラウドソーシングサイトで案件を獲得する

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

Webライター[深く考える人に向いてる仕事7/16]

Webサイトに掲載する記事を執筆する仕事です。文章力が求められることはもちろん、読みやすい文章を執筆できるだけの論理的思考力や、どんな記事であれば読者にウケるのかを考えるなど、考える幅が多いといった特徴があります。

会社員としてだけでなく、副業やフリーランスといった形でも働けるため、執筆実績が増えてきた段階で独立するといったキャリアパスを歩むこともできます。パソコン一台あればどこででも仕事ができますので、自由な働き方をしたい人にもおすすめです。

①平均年収445万円
②必要なスキル・論理的思考力
・文章力
・コミュニケーション能力
・スケジュール管理能力
・集中力
・想像力
③向いてる人・分かりやすい文章を考えて書くことが得意な人
・在宅やリモートで働ける仕事を探している人
・自分で仕事のスピードを調整して働ける人
④仕事に就くためには?・Webライターを未経験で募集している求人に応募し、正社員就職する
・好きなWebメディアのライター募集に応募する
・クラウドソーシングサイトでWebライターの案件を見つけて応募する

平均年収出典:株式会社カカクコム「ライターの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)」

Webマーケター[深く考える人に向いてる仕事8/16]

Web広告やキャンペーンなどを通じ、モノやサービスが売れる仕組みを考える仕事です。自分の考えた企画がどれだけ売り上げに影響したかを数字ですぐに反応が見れるため、やりがいを実感しやすいといった特徴があります。

マーケティングの視点はビジネスを進めていく上で非常に重要であるため、Webマーケターを経験することにより、さらに思考力を磨き上げることもできるでしょう。

①平均年収630万円
②必要なスキル・データ分析能力
・仮説思考
・各種分析ツールを操作するスキル
・計数能力
・論理的思考力
③向いてる人・マーケティングの仕事に興味がある人
・人の購買心理を考え、人を動かす仕事がしたい人
・社会に影響力のある仕事がしたい人
④仕事に就くためには?・Webマーケターを未経験で募集している求人に応募し、正社員就職する
・独学でWebマーケターの知見を学び、クラウドソーシングサイトやSNSで案件を獲得する

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

企画職[深く考える人に向いてる仕事9/16]

新しい商品を企画したり、営業組織の動きを企画したりなど、事業の課題を解決するための施策を考えて実行する仕事です。論理的思考力から仮説思考、分析能力やプレゼンスキルなど頭を使うスキルを幅広く求められるため、深く考えるのが好きな人にはぴったりの仕事です。

平均年収も比較的高く、企画職からマネジメント、経営層にキャリアアップするケースもありますので、幅広い経験を積めるでしょう。

①平均年収630万円
②必要なスキル・高い仮説思考
・論理的思考力
・戦略的思考力
・データ分析能力
・プレゼンスキル
・コミュニケーション能力
・調整力
③向いてる人・問題を正しく見極め、最小限の工数で大きな変化を与える企画を考えられる人
・自分から積極的に物事を考えていける人
・考えていることを言語化して誰かに伝えるのが上手い人
④仕事に就くためには?・企画職の求人に応募し、正社員就職する
・営業職や販売職などの現場職から社内異動する

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

建築士[深く考える人に向いてる仕事10/16]

建物を建てる際に設計を行う仕事です。建築における設計は、今後全ての建築作業に影響してくるほど重要なものです。もし建築士が書いた図面が間違っていれば、後々大きなトラブルに発展することもあります。

依頼主の要望やオーダーを汲み取りながら、自身の知見を活かして最高の建築物を作るために頭をフル回転させることが求められ、建築系職種の最高峰の仕事と言っても過言ではありません。

①平均年収620万円
②必要なスキル・空間把握能力
・建築に関する幅広い知見
・高い計画力
・情報収集力
③向いてる人・地図に残る仕事がしたい人
・物事を最後まで投げ出さずやり遂げられる人
・ものづくりに携わる仕事がしたい人
④仕事に就くためには?・建築士の国家資格を取得し、建築事務所などに就職する

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

CADオペレーター[深く考える人に向いてる仕事11/16]

機械製品や建築物の設計をする際は、CADという専用のソフトウェアを使うことがあります。CADを使って設計をする仕事をCADオペレーターといい、設計と名のつく仕事で不可欠な存在とも言えます。

要望や要件を受け、どのようなCADで製図をすれば理想の設計になるかを考えて仕事をしていくため、思考力が求められます。加えて、3Dの製図を行っていきますので、クリエイティビティを発揮する必要もある仕事です。

①平均年収461万円
②必要なスキル・CADソフトを使いこなす能力
・想像力
・コミュニケーション能力
・クリエイティビティ
③向いてる人・一人で黙々と頭を使うのが好きな人
・空間を認識して想像力を発揮できる人
・依頼者に寄り添って仕事ができる人
④仕事に就くためには?・建築業界が募集するCADオペレーターの求人に応募して就職する

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

施工管理[深く考える人に向いてる仕事12/16]

建築現場において、工期通りに建築作業が終わるように各所と調整を行う監督のような仕事です。様々な立場の人の間に立って工事が円滑に進むように業務を行いますので、特に相手のことを考えて行動するスキルが求められます。

現場で実際に手を動かすことはありませんが、業務量はやや多く、体力が求められるという点は認識しておいた方がよいでしょう。施工管理の資格を取ることができれば、年収を引き上げることもできるため、手に職をつけたい人にもおすすめできます。

①平均年収620万円
②必要なスキル・コミュニケーション能力
・スケジュール管理能力
・タスク管理能力
・調整力
・交渉力
・体力
③向いてる人・希少な経験を持つ人材になりたい人
・異なる立場の人たちの間に立って調整ができる人
・思考力だけでなく体力にも自信がある人
④仕事に就くためには?・未経験から挑戦できる施工管理の求人に応募し、正社員就職する
・大工などの現場職を経験した後、施工管理の国家資格を取得してキャリアチェンジする

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

カウンセラー[深く考える人に向いてる仕事13/16]

何らかの悩みを抱えた人に対して、話を聞いて的確なアドバイスをすることで、安心させたり根本的な課題を解決したりする仕事です。相手の置かれている状況や心境の変化を瞬時に捉え、適切なコミュニケーションを行わなければならないため、素早い思考力が必要になります。

カウンセラーの種類は、医学的な臨床心理士、メンタルカウンセラー、キャリアカウンセラーなど様々ですので、自分が得意な領域のカウンセラーになるのが望ましいでしょう。

①平均年収443万円
②必要なスキル・高いコミュニケーション能力
・心理学に関する知識
・誠実さ
③向いてる人・相手を気遣って会話ができる人
・頭の回転が早い人
・誰かの心を救えるような仕事がしたい人
④仕事に就くためには?・カウンセリングが必要な事業を行う会社の求人に応募する
・臨床心理士などの国家資格を取得し、フリーのカウンセラーとして依頼を受ける

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

法務(リーガル)職[深く考える人に向いてる仕事14/16]

会社の法務部門に属し、会社が法令違反を起こさないように法律の専門的知見を持って助言をする仕事です。極めて高い法律知識が求められるだけでなく、判例や法律の観点から案件一つ一つの妥当性を深く考えていくことが重要になります。

法律もアップデートされるものですので、就職した後も勉強をしていく必要があります。法学部などで楽しく勉強をしていたような人に向いてる仕事と言えます。

①平均年収437万円
②必要なスキル・法務に関する知識
・論理的思考力
・リスク回避能力
・言語化力
・情報収集力
・学習意欲
③向いてる人・法律に関する仕事をしたい人
・会社を守る仕事に興味がある人
・弁護士になりたかったものの叶わなかった人
④仕事に就くためには?・民間企業が募集する法務職の求人を見つけて応募する
・就職エージェントから法務職の非公開求人を紹介してもらう

平均年収出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」

研究職[深く考える人に向いてる仕事15/16]

メーカーや製薬会社などに勤め、主に新商品の開発に向けた研究を行う仕事です。研究をするためには、常に考えて仕事に向き合う必要があるため、思考力がとにかく求められる傾向にあります。

新しいものを発見したり、自分の知識を使って新しい商品を作りたいと思っているような人は研究職が向いています。ただ、求人によっては理系の大学院を卒業していないと応募できないケースもありますので、募集要項はしっかりと確認しておきましょう。

①平均年収550万円
②必要なスキル・仮説思考
・論理的思考力
・各専門分野における幅広い知識
・好奇心
・探究心
③向いてる人・深く考えるのがとにかく好きな人
・新しいものを作り上げる仕事がしたい人
・知らないことをもっと知るためなら努力を惜しまない人
④仕事に就くためには?・主にメーカーが募集する研究開発職の求人を見つけて応募する
・就職エージェントから研究職の非公開求人を紹介してもらう
・研究開発に関する実績を登録し、求人サイトなどで企業からのスカウトを待つ

平均年収出典:株式会社カカクコム「研究開発の仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)」

フリーランス[深く考える人に向いてる仕事16/16]

仕事とは異なりますが、フリーランスという働き方も思考力が求められます。自分の得意な領域で案件を獲得し、スケジュールを調整して仕事を進めていくことになりますので、営業力や技術的なスキル、管理能力などが幅広く求められます。

自宅で好きな時間に好きなように働けるといったメリットはある一方、仕事が入ってこなければ一円も稼げないといったリスクもあるため、フリーランスになる場合は事業計画をしっかりと作っておくことがおすすめです。

①平均年収ピンキリ
②必要なスキル・専門的知見と実績
・行動力
・コミュニケーション能力
・セルフマネジメントスキル
・調整力
③向いてる人・どのジャンルでもいいので平均以上のスキルを1つ以上持っている人
・会社に縛られることなく自分で事業を経営したい人
・やったらやった分だけ稼げる仕事がしたい人
④仕事に就くためには?・開業届を提出してフリーランスになる

深く考えるのが好きな人に向いてる仕事の特徴

深く考えるのが好きな人に向いてる仕事の特徴としては、以下の3点が挙げられます。

  • 違う立場に立って物事を考える
  • 今までにないモノやサービスを作る
  • 論理的思考力が求められる

これらのいずれかの特徴を持った仕事であれば、今回紹介した16選以外の仕事でもマッチする可能性があります。それぞれの特徴について理解をし、仕事探しに役立てていきましょう。

1. 違う立場に立って物事を考える

深く考えるに当たって、考える対象は何かという話から考えると、ヒトかモノかの大きく2択に分けることができます。このうちヒトを考える場合、自ずと相手の立場に視点をずらして考えるといった必要が出てくるのがわかるでしょう。

つまり、深く考える仕事というのは、自分とは異なる立場に立って物事を考える仕事であると言い換えることができます。営業職やカウンセラーなどは分かりやすい例であり、対峙している相手の立場に立って物事を考えることで、仕事が上手く進んでいきます。

このように、異なる立場の人が考える思考を推測できる仕事こそ、深く考えるのが好きな人に向いてる仕事と言えます。

2. 今までにないモノやサービスを作る

先ほどの「考える対象」の例で言えば、モノについて深く考えるような仕事も、思考するのが好きな人に向いてると言えます。

企画職や建築士などは、世の中に未だないモノやサービスを作る仕事であり、様々な可能性や選択肢、リスクを鑑みた上で仕事を進めていきます。

自分の取り組んだ仕事によって、世の中にインパクトを与えられるというスケールの大きさも、深く考えるのが好きな人に向いてる仕事の理由と言えます。

3. 論理的思考力が求められる

深く考えるといっても、考えているだけでアイデア勝負といった仕事は少ないです。どうしてそういった考えに至ったのか、そのアイデアは現状の課題のどういった点を解消するのかといった点を、経営陣にプレゼンして納得してもらう必要もあります。

その際、論理的に思考がまとめられているかは非常に重要な判断ポイントとなりますので、深く考える仕事というのは、論理的思考力が求められる仕事と言い換えることもできるでしょう。

深く考えるのが好きな人の就活のコツ

深く考えるのが好きな人が意識すべき就活のコツとして、以下の3点が挙げられます。

  • 具体的にどのような思考力があるのか分析する
  • 業界や企業のことを詳しく分析する
  • 思考力の高さを面接でアピールする

これらのコツを意識して就活を進めることで、自分の思考力をより良い形でアピールすることに繋がり、結果として希望する企業への就職成功率を高めることができるでしょう。

それぞれ詳しく解説します。

1. 具体的にどのような思考力があるのか分析する

深く考えるということは思考力があるということですが、思考力といっても色々な種類に分解されます。データ分析や論理的思考力、デザインアイデアや大衆にウケる企画の立案など、自分がどういった分野の思考力があるのかを分析することが大切です。

そのために行うべきなのが自己分析となります。自己分析とは、今までの経験を棚卸しし、強みと弱みを言語化した上で自分に向いてる仕事を明らかにする分析のことを言います。

自己分析をしっかりしておくことで、自分のアピールポイントとなる思考力を細分化することができるため、より面接官に納得感のある自己PRが可能になります。

自己分析の詳しいやり方については、以下の記事で詳しく解説していますので、気になる人は合わせて参考にしてみてください。

2. 業界や企業のことを詳しく分析する

せっかく就職しても、思っていた仕事ができずにストレスを感じ、早期離職をしてしまうことは、自分のキャリアを傷つけることになりますので避けたいところです。

せっかくの思考力を就活にも活かすために、深く考えるのが好きな人は業界や企業のことを詳しく分析するのがポイントです。

特に企業研究については、就職後のミスマッチを防ぐためには必要不可欠な工程と言えます。

企業研究とは、求人票やホームページに加え、就職口コミサイトなどを確認し、就職後のイメージを具体的にするために行う分析のことを言います。特に行きたい企業については、必ず企業研究をするように意識してみてください。

企業研究の詳しいやり方については、以下の記事も合わせて参考にしてみてください。

3. 思考力の高さを面接でアピールする

思考力が高いことを面接でアピールするのであれば、全ての受け応えで知的さを出すことを意識しましょう。

面接官の質問の意図を汲み取った上で先回りした回答をしたり、何か主張をする際は必ず理由を付け加えたりすることで、思考力の高さを間接的にアピールすることが可能です。

もし自己PRとして思考力の高さをアピールするのであれば、思考力を発揮した結果、具体的にどんな変化が起きたのかを数値で表現することが大切になってきます。

ただ思考力が高いとだけ言っても、面接官に納得してもらうことは難しいため、アピールが逆効果になることもあるので注意してください。

深く考える仕事に就職する際の注意点

最後に、この記事で紹介したような深く考える仕事に就職しようとする際に意識しておきたい注意点を2点解説します。

1. 仕事として考えることが好きなのか自問自答する

好きなことと仕事は別で考えた方がいいという一面があります。例えば音楽が好きな人であっても、音楽に関する仕事には向いていないというケースも往々にして存在します。

日頃から深く考えるのが好きだからといって、思考力が求められる仕事に就職しても合わないといった可能性は十分考えられますので、今一度自己分析をして、仕事として考えるのが好きなのかを自問自答するようにしてください。

2. 就活では行動力も求められる

就活では1社1社企業研究をすることで、ミスマッチを減らしたり、熱意をアピールできたりします。ただ、就活で内定を獲得するためには複数の企業に応募して面接をしていくといった、行動力も求められる点には注意が必要です。

1社1社分析をして慎重に応募をしていると、相場以上に就活が長引いてしまう可能性がありますので、少しでも興味を持てる求人を見かけたらすぐに応募するといった意識を持っておくと良いでしょう。

まとめ

深く考えるのが好きな人に向いてる仕事を16選にして解説しました。自分が得意な思考パターンを自己分析でしっかりと理解した上で、気になる仕事の求人を調べるようにしてみてください。

また、深く考え込み過ぎてしまって就活がなかなか前に進められないという人は、就職エージェントなども活用し、自分に向いてる求人を紹介してもらうのもおすすめです。

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ABOUT US
池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。同大学経済学部附属経済研究所「こどもの機会均等研究センター」協力研究者。元・三菱経済研究所研究員。経済産業大臣登録 中小企業診断士。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」