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ホワイト企業ランキング!~4つのポイントから企業を分析~

ホワイト企業ランキング!~4つのポイントから企業を分析~

就活では、自分に合った環境で快適に長く働ける仕事を見つけたいものです。

この記事では、社員に働きやすい環境を提供してくれるホワイト企業の見分け方や、ホワイト企業ランキングを紹介します。

ホワイト企業への就職で、仕事とプライベートの充実を図りましょう。

この記事のまとめ

1.4つのポイントから企業を分析しよう

2.やりたいことを見つけることで充実した人生になる

3.仕事選びの前に自己分析で客観的な自分を知ろう

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

ホワイト企業ランキング~4つの視点から傾向を分析~

ホワイト企業ランキング~4つの視点から傾向を分析~
  • 若手の辞めない企業ランキング
  • 若手の給料が高くて労働時間が短い企業ランキング
  • 有給休暇取得率ランキング
  • 女性管理職登用ランキング

4つとも東洋経済新報社の『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)』2019年版のデータを使用したランキングです。ランキング上位であれば、きやすい環境が整備されていると言えます。

4つのポイントからのランキングで、ホワイト企業をチェックしていきましょう。

若手が辞めない企業ランキング

『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)』2019年版のデータです。「2年以上連続で新卒3年後定着率が100%の企業」を、定着率100%の連続年数が長い順にランキングにしました。ランキングは以下の通りです。

順位企業名
1位(5年連続)戸上電機製作所
1位(5年連続)ヒラノテクシード
1位(5年連続)WOWOW
1位(5年連続)日清製粉グループ本社
5位(4年連続)石油資源開発
5位(4年連続)本多通信工場
5位(4年連続)中北製作所
8位(3年連続)三菱地所
8位(3年連続)大京
8位(3年連続)エステー
8位(3年連続)六甲バター
8位(3年連続)カーディナル
13位(2年連続)日本コンクリート工業
13位(2年連続)伯東
13位(2年連続)日本紙パルプ商事
13位(2年連続)セブン銀行
13位(2年連続)アルファ

連続で獲得できている企業であるほど、安心できる材料になりますね。

若手の給料が高くて労働時間が短い企業ランキング

『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)』2019年版のデータです。大卒30歳平均賃金が30万円超の企業を対象に、年間総労働時間が少ない順にランキングにしました。

ランキングは以下の通りです。()内は労働時間、大卒30歳の平均賃金となります。

順位企業名
1位

シーエックスカーゴ(1618.6時間:32万6807円)

2位

塩野義製薬(1725.0時間:34万345円)

3位

日本生命保険(1730.1時間:41万4370円)

4位

キヤノン(1734.8時間:32万6200円)

5位

西日本旅客鉄道(1743.4時間:31万4172円)

6位

コニカミノルタ(1756.0時間:34万4991円)

7位

東京センチュリー(1760.0時間:32万8430円)

8位

大日精化工業(1765.8時間:33万1800円)

9位

東洋インキSCホールディングス

(1770.3時間:31万1685円)
10位

千趣会(1770.6時間:33万9629円)

労働時間が短く、かつ給料がいい企業であるとメリハリのある企業であるといえますね。

有給休暇取得率ランキング

『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)』2019年版のデータです。

有給休暇取得率の高い順にランキングにしました。ランキングは以下の通りです。

順位企業名
1位(99.5%)

ホンダ

1位(99.5%)

ショーワ

3位(98.8%)

ケーヒン

4位(99.5%)

テイ・エス テック

5位(98.4%)

アイシン精機

6位(98.0%)

関西電力

7位(97.2%)

日本電信電話

8位(96.9%)

トヨタ自動車

9位(96.3%)

シーエックスカーゴ

10位(96.2%)

トヨタ車体

有休を取得しやすい企業ということは、それだけ休みがとりやすい組織風土ということですね。

女性管理職登用ランキング

『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)』2019年版のデータです。

2018年9月時点で女性の管理職が10人以上いる企業を対象に、女性管理職の多い順にランキングにしました。

管理職の定義は「部下を持つ、または部下を持たなくとも同等の地位にある者」としており、執行役員を含む「役員」は含まれていません。

ランキングは以下の通りです。

順位企業名
1位(91.2%)

ABCクッキングスタジオ

2位(88.4%)

シーボン

3位(83.8%)

ミュゼプラチナム

4位(81.1%)

スタジオアリス

5位(78.2%)

ニチイ学館

6位(62.7%)

MRKホールディングス

7位(59.0%)

しまむら

8位(57.1%)

ブロッコリー

9位(56.0%)

パートナーエージェント

10位(51.0%)

ケア21

働き方改革が進んでいるとはいえ、まだ男性の方が管理職が多い傾向にあります。

このランキングに入っているということは働き方改革が進んでいる証拠ですね。

ホワイト企業が重要視されるようになった理由

ホワイト企業が重要視されるようになった理由

ホワイト企業が世の中で注目され、重要視されるようになった理由について知りましょう。

ホワイト企業とは

ホワイト企業は、ブラック企業の対となる言葉です。

「離職率が低い」「残業時間が少ない」「有給を取得しやすい」「子育てや介護など家庭の事情があっても働ける」「人材育成や評価制度がしっかりしている」など、従業員が働きやすい環境や制度を整えている企業のことを指します。

企業としても従業員には長く働いてもらいたいと考えているため、自社がホワイト企業であることをアピールする傾向にあります。

昔はホワイト企業ばかりだった?

高度経済成長期には、企業では終身雇用制や年功序列などが当たり前の世界で、働いたぶんだけ手当やボーナスがもらえたり、年齢があがれば給料があがったり役職がついたりするような状況でした。

そのため、男性は仕事・女性は家庭という役割分担をする家庭がメインで、男性がおもな稼ぎ手として充分な収入を得ることができていました。男性は長時間労働になることも多かったものの収入面できちんとリターンが得られていたため、深夜残業や休日出勤ばかりなど、今でいうブラックな労働環境があったとしても、今ほどは注目されにくかったといえます。

「もともと給料が高く、長く働けばベースアップしていく。ボーナスも多く残業代もすべてつく」という環境であれば、ある意味ホワイト企業であったともいえるのかもしれません。

ブラック企業の登場

1991年にバブル崩壊が起きてからは景気が悪くなり、企業の収益が激減するなどして、コスト削減を余儀なくされる企業が増えました。

「残業代や高い給料を支払うことはむずかしいものの、長時間働いてくれる労働力がなくては仕事が回らない」という企業も出てきました。そこで、劣悪な条件で従業員を働かせるブラック企業が出てくるようになったと考えられます。

ホワイト企業が注目されるようになった理由

2009年以降から、ブラック企業を題材とした映画が公開されたり、ブラック企業大賞が新設され話題になったりと、ブラックな労働環境の企業が話題になるようになってきました。

過労やハラスメントによる自殺やうつ病などが問題になったり、元従業員やその家族が企業に対して裁判を起こしたりするなど、メディアでもブラック企業の実情が明るみになってきたのです。

ブラック企業が有名になってくると、その真逆の労働環境のよい企業が注目されるようになってきました。その結果、ホワイト企業という言葉が出てきて、広く知られるようになったと考えられます。

現在はホワイト企業がより求められている

現在は、長時間勤務を理由に転職する若者もめずらしくなくなりました。口コミサイトの登場などもあり、元社員や現職社員がその企業の労働環境を暴露する場も増えてきています。

企業側はイメージ低下や優秀な従業員の離職などを避けるために、労働環境を改善する動きが出てきていることが考えられます。求職者側も、企業を選ぶ際にホワイト企業かどうかを調べる傾向にあり、ホワイト企業のほうが入社後も定着しやすいことが考えられます。

ホワイト企業は、企業・従業員の両方にとってメリットをもたらすため、今後もホワイト企業は求められていくでしょう。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

ホワイト企業を見極める4つのポイント

ホワイト企業を見極める4つのポイント

特徴を知っておけば、ブラック企業を避けることにも繋がります。

ここでは、ホワイト企業を見極める際に確かめたい4つのポイントについて紹介していきます。ホワイト企業を選ぶ際の参考にしてください。

ホワイト企業を見極めるポイント1:離職率

離職率の低さは、ホワイト企業であることの目安のひとつとなります。

離職率の低い企業がホワイト企業である理由

気になる企業がホワイト企業かどうかを確かめる際に、まずチェックしたいのが離職率です。ホワイト企業は、離職率が低い傾向にあり、社員の勤続年数が長くなりやすいという特徴があります。

一方で、常に求人を募集している企業では離職率が高くなりがちです。離職率が高いということは、なんらかの理由で仕事を辞めた人が多いということの証明でもあります。

絶対にそうであるとは言い切れないものの、人材の定着率が低い企業は、ブラック企業である可能性が高くなります。

ホワイト企業の離職率は?

長く安定した仕事を探すのであれば、離職率の確認を怠ってはいけません。離職率が低く、多くの社員が長く働いている企業では、働きやすい環境が用意されていると予想できます。

厚生労働省の「新規学卒者の3年以内の離職状況」によれば、平成28年度卒業の新卒者で、入社3年以内に退職した割合は32%です。新卒者の約3人に1人、100人のうち約30人程度は、入社3年以内に辞めているという計算になります。

一方、2019年春号の「会社四季報」のデータによれば、新卒3年後の離職率が低い会社ランキング100位のうち、67位までは5%以内の離職率で、100位の企業でもわずか6.1%です。つまり10人に1人いるかどうか、100人いてもそのうちの5~6人程度であることがわかります。

ホワイト企業を見極めるポイント2:給与額

ホワイト企業を見つけるためには、給与額も重要なチェックポイントになります。

基本給が高い企業の特徴

まずは、気になる企業の基本給の金額を確認しましょう。給与が高いということは、効率よく利益を上げていることを示していることはもちろん、その利益を適切に社員に還元している証拠といえます。

また、明確な人事評価制度があり、それがしっかりと社員の給与や報酬に反映されていると考えられます。高い給与を支払う能力があるということは、企業として安定していることになります。

基本給が高い企業で働くことで、一時的な業績悪化でボーナスや手当が減っても収入を安定させやすいといえるでしょう。

通常の企業との年収の違いは?

dodaエージェントサービスの平均年収データによると、20代の平均年収は345万円、30代で442万円、40代で507万円という結果が出ています。

一方で、たとえば2019年春号の「会社四季報」で新卒者の離職率の低い会社ランキングのうち9位にランクインしている中部電力の2018年の平均年収は約767万円です。

ホワイト企業の場合、入社したての20代前半は給料が低く設定されている企業が多いものの、年齢や勤続年数があがるごとに収入がアップしていく傾向にあることが考えられます。

現在はいわゆる年功序列ではない企業も増えているものの、経験やスキルを身につけた人材のほうが会社への貢献度が高くなることもあるため、ほとんどの場合、若いときと比べると年収は上がるでしょう。

ホワイト企業かどうかを知りたいときは初任給だけでなく、その企業の平均年収をチェックしてみるとよいでしょう。

福利厚生も忘れずチェックしよう

通勤手当や住宅手当、家族手当など、福利厚生によって入ってくる金額を確認してみましょう。これらの手当が潤沢にある場合には総合的な収入を増やすことができるため、ぜひ確認しておきたいポイントです。

ホワイト企業のなかにはその企業独自の福利厚生を用意しているところもあり、なかには自己研鑽のための書籍代や、社内の部活のための費用などを負担してくれる企業もあります。

基本給と福利厚生のどちらも充実している企業は、金銭的にも充実した社会人生活をおくるためにもメリットが大きく、狙い目だといえます。

ホワイト企業を見極めるポイント3:有給休暇取得率

有給休暇取得率は、企業がホワイトかどうかを見極める際に使える数字のひとつです。

有給休暇とホワイト企業の関係性

有給休暇は労働基準法によって労働者に付与される正当な権利であり、条件を満たしていれば必ず取得できます。有給を取得した際には、企業側は労働者に賃金を支払わなくてはいけません。

従業員を悪い労働環境でこき使おうとする悪質な企業の場合、なかには社員の有給申請を断ったり、取得させなかったりするなどの行動を起こす企業もあります。

本来であれば問題ですが、社会人経験が少ない若者が会社からそのようにいわれてしまうと「有給はあっても取れないものなんだ」などと思い込んでしまう可能性があるため、注意が必要です。

ホワイト企業が有給を取得しやすい理由

ホワイト企業では、有給休暇を取得しやすいといわれています。

有給休暇が取りやすいということは、企業が社員の健康や家族との時間、リフレッシュなどを大切に考えていることや、誰かが休んでも仕事が滞りにくい効率的なシステムが構築されていることを示しているのです。

したがって、就職先には有給休暇取得率の高い企業を選ぶのがおすすめです。なかには、理由を話さなくても有給を取得できる企業もあります。

社員の有給取得を推奨する企業は基本的な労働者の権利を守ってくれることのあらわれでもあり、ホワイト企業である可能性が高いといえます。

有給取得率の平均とホワイト企業との違い

厚生労働省の2019年の「就労条件総合調査」によると、2018年に有給を取得した労働者の年間平均取得日数は9.4日です。

一方、2019年春号の「会社四季報」の有給休暇の取得日数が多い会社ランキング1位のパナソニックの有給休暇の年間平均取得日数は28.7日と年間の約1か月分で、平均の約3倍という結果です。

有給の日数は勤続年数などによっても変わってはくるものの、有給をある程度取得できているかどうかは「仕事とプライベートを両立させやすい環境か」「企業が従業員のことを大事に考えてくれているか」などのひとつの目安となるでしょう。

ホワイト企業を見極めるポイント4:女性の働きやすさ

ホワイト企業の特徴の一つに、女性が働きやすい職場環境づくりに取り組んでいるということが挙げられます。

女性が働くための制度やサポート体制が整っている企業がホワイト企業の可能性が高いと言えます。

女性が働きやすい職場は、男性にとっても働きやすい職場であることが多いのです。

しかし、実際には制度が活用されていない企業もあるため、しっかりと確認しておきたいポイントです。具体的なチェックポイントは以下になります。

1:産休・育休の制度が整っているか

産休や育休の際にもらえる一時金がしっかり貰えるのか確認しておきましょう。

給料が満額支払われることはありませんが、給料のうち何割かは手当として受け取ることができます。

男性も制度を活用することができるため、子育てに尽力することもできます。

2:時短制度があるか

フルタイムで働くと子供との触れ合いの時間が作れなくなくなってしまいますが、時短制度を利用することで一緒にいられる時間を作れます

。時間を有効活用できるというメリットがありますが、収入が減ってしまうリスクもあります。

3:女性管理職が多いか

女性管理職が多いと、女性の社会進出に理解が高いと判断できます。

職場環境改善の意識が高く、より良い環境で働くことができる可能性があるのです。

実績を評価されて自身のステップアップをしやすい企業だと言えます。

また、以下の記事でホワイト企業の特徴を紹介しています。ホワイト企業と言われる企業には特徴があるので、自分に合ったホワイト企業を探しましょう。

ホワイト企業の特徴13選~ブラック企業に就職したくない人へ~

ホワイト企業にはどの業界にも共通の特徴があります。就職活動をしていく中で、見えてくるものもあると思うので、ぜひ参考にしてみましょう。

ホワイト企業ランキングを鵜呑みにしてはいけない~見極めのコツとは~

ホワイト企業ランキングは就活で企業選びを行うのに役立ちますが、鵜呑みにしてはいけません。

ランキングだけでは、企業の詳細な内部事情まで把握することはできないからです。

「同じ企業の中でもホワイトな部署とブラックな部署がある」といったケースもあるため、ランキングの順位が高ければホワイトだと一概に言えないのです。

配属する部署によって業務の内容や量などが違うため、ランキングだけでホワイト企業だと判断することは難しいと言えます。

また、ホワイトだと言われていた企業がホワイト企業でなくなる可能性や、ブラック企業として有名になった企業が企業体質を改善している可能性もあります。

古いランキングの情報だと、現在の企業の状態に当てはまらないかもしれないのです。

ホワイト企業を探す際には、常に最新の情報に目を光らせる必要もあります。ランキングは参考程度に捉えて、最終的には自分の目で確かめることが大切なのです。

ホワイト企業を慎重に見極める方法

企業情報やランキングだけでホワイト企業だと判断するのは、不安だと感じる人も少なくありません。

就職、転職をする際には、ブラック企業を選ばないためにも慎重に企業を選びたいものです。

ここでは、ホワイト企業を慎重に見極める方法を4つ紹介します。ホワイト企業に入社するためにも見極める方法を確認していきましょう。

職場に足を運ぶ[見極める方法1]

ホワイト企業かどうかを見極めるために、自分で実際の職場を見に行ってみることがおすすめです。実際に職場の中に入る必要はなく、外から眺めるだけでも構いません。ホワイト企業は、適切な業務管理によって残業や休日出勤が少なくなります。

そのため、深夜や休日に電気が点いている企業は、ホワイト企業とは言い難いのです。就業時間を守っていない企業は、注意しておく必要があります。職場が遠くて足を運べない場合は、客を装って電話やメールを入れてみるという方法もあります。

健全な会社であれば、親切で丁寧な対応を取ってくれてホワイトだと判断しやすくなります。態度の悪い対応であれば、ホワイトの可能性が低くなり、ブラックの可能性が高まります。

また、ホワイト企業だと休日や業務時間外に、問い合わせに対する対応をしていません。ホワイトか確認するために、あえて休日や業務時間外に問い合わせをしてみるのもいいでしょう。

現役社員から話を聞く[見極める方法2]

企業で現役で働いている社員に話を聞くと良いでしょう。実際に働いている人の話であれば、企業の実態を把握する際に役立てられるのです。現役社員とは会社説明会やセミナー、勉強会に参加することでコンタクトを取ることができます。

自社に都合の悪い部分を話したことにより、現役社員にリスクが発生してしまう可能性もあるため、公の場よりもプライベートで話を聞くほうが本音を話してくれる可能性が高いと言えます。

現役社員がSNSを活用していた場合、有用な情報があるかもしれないため、フォローしてこまめにチェックしておくのもおすすめです。

ただし、社員の話を全面的に信じることにもリスクが有るので、さまざまな角度から判断するように心がけましょう。自身に原因があって退職した場合など、逆恨みから悪い話をでっちあげる人もいるのです。

ホワイト企業をブラック企業だと吹聴する人や、その逆もあります。自社のネガティブな部分を隠し、ホワイト企業だと宣伝する社員もいるため、すべての話を鵜呑みにしてはいけません。

インターンシップや試用期間を利用する[見極める方法3]

実際にその企業で働いてみることも効果的です。インターンシップを実施している企業や、試用期間を設けている企業を探すと良いでしょう。事前の情報だけでは、ホワイトだと判断することは難しいと言えます。

ネットの口コミなどで得た情報であっても、職場での実態が違う場合もあるのです。現場の雰囲気を肌で感じることで、ホワイト企業かどうかがより正確にわかるようになります。ホワイト企業選びの参考にすることができるのです。

試用期間を設けている会社は、採用でのミスマッチを防いで長く働いてもらえる人材を確保しようと努力しているということであり、その時点でホワイト企業の可能性が高まります。

試用期間によって採用リスクを管理できるため、健全な企業運営を行いたい企業にとってはメリットになるのです。すぐにでも正社員になりたい求職者にとっては、デメリットの面もありますが、ホワイト企業だと判断しやすくなります。

よほどの失敗がない限り、一般的に試用期間後は正社員として採用されます。

就活のプロに客観的な意見を求める

人材会社やハローワークなど、就活のプロに客観的な意見を求めることも効果的です。求職者だけでは、ホワイト企業かどうかを判断するのは難しいものがあります。

就活を進める中で主観的な判断に偏ってしまうことも考えられますが、そこで第三者の意見を聞くことで客観的な視点を取り入れることができるのです。

中立的な立場からの意見は、今後の就活にも影響するため、聞いておいて損はありません。ネットなどで収集した情報を相談して、不自然な点がないか確認しておきましょう。プロの意見を聞くことで、企業側の都合のいい情報や形骸的な情報に騙されにくくなります。

実際は存在しない良い条件で求人を出している企業もあるため、求職者は騙されないための対策が必要なのです。より良い条件を求めるがあまり、ブラック企業の罠にはまってしまう人も少なからずいます。

自分の視点だけでなく、プロの視点からの目線もホワイト企業を見極める際に重要となるのです。

ホワイト企業の見極めは様々な角度から!不安ならプロに相談を

ホワイト企業かどうか見極めるためには、様々な角度から企業を分析するのが大切ですが、そのために就活のプロに客観的な意見を求めるのも一つの手段です。

就活支援サービスなどで相談してみるのもいいでしょう。ジェイックの紹介企業では、入社後定着率が高いのが特徴的です。

無料相談も行っているため、ホワイト企業かの判断に迷った際に利用してみることをおすすめします。

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ABOUT US
佐藤 裕康
株式会社ジェイック 採用メディア「Future Finder」事業部長|ジェイックに新卒入社後、マーケティング業務に従事。その後、新規事業であるダイレクトリクルーティング事業の立ち上げを経験、事業責任者へ|資格:CFW(「7つの習慣」社内インストラクター資格)