ENTJのあるあるを知って、性格タイプの理解をより深めていきたい人も多いのではないでしょうか?
この記事では、ENTJならではのあるあるを15選にしてご紹介します。合わせて、あるあるな一面が出てしまう仕事での事例についても解説します。
ENTJの人はもちろん、ENTJの人と仲を深めていきたいと考えている人は、記事の内容を参考にしてみてください。
ENTJ(指揮官)の性格や特徴とは?
ENTJの特徴的な性格としては、以下の3点が挙げられます。
- 周囲の人を引っ張る力がある
- 自分にも他人にも厳しい
- 共感性が低い
ENTJのあるあるについて詳しく解説する前に、ENTJの主な性格について見ていきましょう。
周囲の人を引っ張る力がある
ENTJの人は、周囲の人を力強く引っ張るようなリーダーシップがあります。あらゆる場面で意見を求められる傾向にあるため、自分なりに考えて周囲の人にその考えを広げていくことも珍しくありません。
リーダーや管理職になるENTJの人も非常に多く、指揮官タイプと言われる性格傾向であることも納得できるでしょう。
また、ENTJのリーダーシップはどちらかと言うと、周囲の人を動かす形で物事をまとめ上げていくスタイルです。一緒になって課題を解決するよりも集団を指揮する力に秀でているため、状況を俯瞰できるといった強みもあります。
自分にも他人にも厳しい
ENTJは常に最良の結果を求めようとするため、自分だけでなく他人にも厳しいといった一面があります。
妥協や甘えを一切許すことなく最高の結果を求めるような性格のため、人によってはENTJの人のやり方を納得できないといったケースもあります。
自分にも他人にも厳しい一面はある意味で公平性があるため、誠実な人という見られ方をすることも多いです。
しかし、厳しさが前面に出てしまうあまり「近寄りがたい人」といった第一印象を持たれやすく、人間関係の構築に時間がかかるといった弱みも考えられます。
共感性が低い
ENTJの人は公平性を重視するため、個人の意見よりも全体にとって何が最適かを考え判断する傾向にあります。そのため、他人に対する共感性が低く、相手の気持ちを汲み取れないようなコミュニケーションをしてしまうこともあります。
もちろん、常に全体を見渡して最適な判断をしていることから、多くの人に信頼される性格タイプではあります。
その一方で、特別な思いを持っている個人からするとENTJの人のやり方に共感できず、組織を離れてしまったり、反発されたりすることもあるでしょう。
ENTJ(指揮官)のあるある15選
ENTJのあるあるとしては、以下の15個が挙げられます。
- 論理主義者
- カリスマ性がある
- 常に新しいことに挑戦する
- 人当たりは強め
- 説得力がある
- コミュニケーション能力が高い
- 熱しやすく冷めやすい
- 自信家
- 指示を出したがる
- 相手の気持ちに寄り添えない
- 自己主張が強い
- 早とちりしがち
- 横柄な一面がある
- 思い通りにいかないとイライラする
- 完璧主義者
それぞれ詳しく解説しますので、ENTJの性格をより深く知りたい人は参考にしてみてください。
論理主義者[ENTJ(指揮官)のあるある1/15]
ENTJの人は、論理を重視して物事を判断します。
どのような意見やアイデアであっても、論理が成り立っていないものについては首を縦に振らない傾向にあります。
論理主義者といった特徴を持つため、ENTJの考える判断については多くの人から賛同を得られやすいことが特徴です。
一方で、ENTJの論理主義者な一面は、発想が全て論理に縛られてしまうという短所にも繋がります。
場合によっては、一部の人から批判を受けたり、奇抜なアイデアが考えられないなどの弱みも見られます。
論理主義者な一面が出る仕事での事例
ENTJは仕事で常に論理主義を展開します。
営業職やコンサルタントエンジニアなど、論理的思考力が求められる仕事においては、優れた思考力と論理展開で周囲の人を引っ張っていくことが多いです。
また、ENTJという性格は傾向的に、リーダーとしてメンバーをまとめ上げる機会も多いですが、意見が対立した際も論理的な視点で判断をするため、ヒートアップした議論を押さえ込みやすいと言ったことも考えられます。
総じて知的生産性の高い仕事においては高い論理的思考力を求められますので、ENTJの人の論理主義といった一面は常に発揮され続けるでしょう。
カリスマ性がある[ENTJ(指揮官)のあるある2/15]
ENTJ人はリーダーシップがあるだけでなく、カリスマ性があるといった一面も見られます。
カリスマ性とは様々な要素で構成されていますが、特にENTJの人が持っているカリスマ性は「人から尊敬されやすい」といったものになります。
1人の人を優遇するような不公平な対応は、ENTJが嫌う行動です。つまり、ENTJの人は大勢の人を一律に評価し、フラットな目線でコミュニケーションを取ることができる人と言えます。
したがって、一人の人間としてENTJの人は尊敬されやすく、結果的にカリスマ性があるといった周囲からの評価に特徴につながります。
カリスマ性が出る仕事での事例
カリスマ性とは隠そうと思って隠せるものではありません。
カリスマ性がある人は、どのような環境においても「リーダー」という役割を担うことになりやすいといった特徴があります。
例えば、職場において何か取りまとめやリーダーを選ぶことになる場合、ENTJの人が真っ先に推薦される傾向にあります。特に自分では意識していなかったものの、周囲の同僚や上司の推薦によって上に立つ役割になりやすいと考えられます。
不本意にリーダーになったとしても、ENTJの人はビジネススキルが総じて高いことから、仕事をそつなくこなすことが可能です。仕事をテキパキとこなす一面を見て、周囲の人はさらに「カリスマ性がある人だ」と認識します。
常に新しいことに挑戦する[ENTJ(指揮官)のあるある3/15]
ENTJの人は好奇心が非常に高いといった特徴があります。
常に現状に満足することなく、より良い世界を実現するために新しいことに挑戦し続けたいと思っている性格タイプです。
これまで良しとされていた風習や慣習についても、適切に疑問を抱いて更なる改善策を模索します。新しいことや変えることに取り組むことが好きである反面、「変わりたくない」と考えている人からすると面倒な人と思われてしまうこともあるでしょう。
また、常に新しいことに挑戦していると大抵の人は疲れてしまうものですが、ENTJは総じてバイタリティーが高いため、人並み以上の行動力を発揮できる点も特徴と言えます。
常に新しいことに挑戦する一面が出る仕事での事例
会社において、大勢の人が変えた方が良いと思っていても、何らかの理由をつけて見て見ぬふりをしていたような案件において、ENTJの人が解決するケースが考えられます。
例えば、会社で全従業員が使っている勤怠管理ソフトがあったとします。
このソフトの使いにくさや欠点、セキュリティの脆弱性など、従業員が理解しているにもかかわらず、「ソフトを変えることは面倒だから」という理由で我慢しながら使っていたとします。
そういった時には、ENTJの人が率先して勤怠管理ソフトの切り替えプロジェクトを先導するでしょう。1人のENTJが周りに与える影響は大きく、まさに「指揮官タイプ」と言われる性格に相応しい行動をとります。
人当たりは強め[ENTJ(指揮官)のあるある4/15]
ENTJの人は論理的思考力が高いこともあり、自分の意見を常にはっきりと持っている性格です。したがって、自分の意見とは異なる人に対し、人当たりがやや強めといった傾向が見られます。
人当たりの強さは、基本的にはコミュニュケーションのハードルを上げてしまうといった観点で、短所と捉えられやすいでしょう。
一方で、相手に対してひるむことなく自分の意見を伝えなければならない、交渉やプレゼンなどの場においては、ENTJの人当たりの強さが長所として発揮できると考えられます。
人当たりの強さが出てしまう仕事での事例
例えば、営業職として働く人の多くは、顧客が言った要望に対して従順に対応しようとするでしょう。しかし、実際には無理な納期設定をされているにもかかわらず、顧客に迎合する形で案件を受けてしまい、後々トラブルになることも珍しくありません。
ENTJの人の場合は、たとえ営業職であっても「無理なものは無理」と顧客にストレートに言うことができます。人当たりの強さは顧客を選びますので、ENTJが働く上では自分のコミュニケーションが適切かどうかを常に意識する必要があります。
説得力がある[ENTJ(指揮官)のあるある5/15]
ENTJの人はリーダーを務める機会が多く、結果的に他人とコミュニケーションを取る経験を人よりも多く積んでいます。組織をまとめ上げるような対話と向き合ってきたこともあり、説得力があるものの言い方ができるといった特徴が見られます。
説得力を高めるには、論理的な思考力や声の抑揚、相手の反応を見ながら対話をするといった意識など、複数の要素が重要です。
人によっては説得力のある働き方を一切できないといったこともあり、ENTJの明確な強みと言えるでしょう。
説得力の高さが出る仕事での事例
顧客からのクレームを受けた際、通常であれば顧客の不満に対して平謝りをすることしかできません。しかし、ENTJの人であれば顧客の言い分を理解した上で、働き手側の意見をしっかりと伝えてクレームを収めることも容易にできるはずです。
他にも、営業やコンサルタントなど顧客の納得を得ることが重要な仕事において、説得力の高さが活きます。相手がどのように考えているかを手に取るように分かるような観察眼を有していることも、ENTJの説得力の高さに繋がっています。
コミュニケーション能力が高い[ENTJ(指揮官)のあるある6/15]
ENTJの人は自らが積極的に発言する性格です。
加えて、性格の傾向として人の前に立って話をする経験を多く積んでいることから、コミュニケーション能力が非常に高いといった特徴があります。
コミュニケーション能力は、働く上ではもちろん、生活をしていく上でもとても大切なスキルです。特に仕事においては、どのような職種であってもコミュニケーション能力が求められます。
コミュニケーション能力がないと仕事が円滑に進まなくなることから考えると、ENTJの人はあらゆる職種で活躍できると言っても過言ではないでしょう。
コミュニケーション能力の高さが出る仕事での事例
ENTJの人のコミュニケーション能力の高さは、仕事中常に発揮されていると言えます。
社外の取引先とやり取りする時だけでなく、社内の関係部署と仕事を進めていく時にも、ENTJの人が積極的に発言を行い物事を進めていくことが可能です。
また、社内外問わずプレゼンによって多くの人の考えを変えるような機会もありますが、ENTJの人は優れたコミュニケーション能力を発揮してプレゼンを成功させるでしょう。
熱しやすく冷めやすい[ENTJ(指揮官)のあるある7/15]
ENTJの人は常に新しいことに挑戦し続けようとする性格ですが、その反面で熱しやすく冷めやすいといった弱みがあります。
好奇心旺盛という性格は良いことですが、頻繁に好奇心が向く対象が変わってしまうため、周囲の人は気移りが激しい人といった印象を受けることもあるでしょう。
この特徴を言い換えると、1つの物事を極めるような性格ではないとも言え、ENTJの人はプロフェッショナルよりもゼネラリストとしての側面が強いと考えることもできます。
熱しやすく冷めやすい一面が出てしまう仕事での事例
ENTJの人は会社内で変えるべきポイントを見定めて、自ら舵を切る形でプロジェクトを進めることに注力します。
しかし、様々なプロジェクトを立ち上げたは良いものの、熱しやすく冷めやすい性格であるため、最後までプロジェクトを完遂せずに残りの業務を他人に任せるといった一面が見られます。
ENTJの人からすれば、「様々な仕事のきっかけを自分が作り出せている」とポジティブに感じるかもしれませんが、周囲の人からすると「ENTJの人は周りを振り回しているだけ」といった感覚を受けやすく、信頼関係に影響してくることもあるかもしれません。
自信家[ENTJ(指揮官)のあるある8/15]
ENTJは他の人よりもリーダーになる機会が多く、かつ自分のスキルを周囲の人が褒めてくれるような経験を多く持つ傾向にあります。そうした成功体験の量が人よりも多いことから、場合によっては自信家な一面を持つ人もいます。
自信家な性格は、自分の判断を自身で強く信じられることから、正解がない物事に対する行動力が人一倍高められる反面、自意識過剰になりすぎて周囲の人から白い目で見られることも考えられます。
長所でもあり短所でもある特徴のため、ENTJの人は周囲の反応を確認しながら自信家な一面をコントロールできると良いでしょう。
自信家な一面が出てしまう仕事での事例
社内で新しいプロジェクトに取り組もうとする際、ENTJの人は自分の判断に自信を持って周囲の人をまとめ上げていきます。
ENTJに力強さを感じる反面、行動の根拠や論理性が欠如していたり、周りに目を向けなかったりする姿を見せてしまうことで、ただの自信過剰な人と捉えられることが考えられます。
自信家な一面が過ぎると、周りに人がどんどんいなくなってしまうことが考えられるため、客観的なアドバイスをしてくれる同僚や上司を見つけることがおすすめです。
指示を出したがる[ENTJ(指揮官)のあるある9/15]
ENTJの人は、自他ともに認めるリーダーシップがあります。
しかし、リーダーシップを余計に発揮してしまい、どのような場面においても人に指示を出したがるといった短所が見られるENTJの人もいます。
プライベートであれば自分が友達に指示を出すことも問題ありませんが、仕事の場では組織で行動することが求められるため、指示出しが余計なトラブルを生み出すことも考えられます。
自分の立場や役割をしっかりと認識した上で、「今は誰が誰に指示を出すべきなのか」を丁寧に認識することが大切です。
指示を出したがる一面が出てしまう仕事での事例
課長などの管理職の下につき、ENTJの人がリーダー的なポジションでメンバーを取りまとめる役割を任されたとします。
この時、あくまでもそのチームの管理者は管理職になりますが、リーダーであるENTJが余計に指示出しをすることで、組織が崩壊してしまうことが考えられます。
会社にもよりますが、基本的に仕事を進めていく上で指示をする人は1人であることが重要です。指示出しをする人が2人以上になってしまうと、メンバーは混乱をしてしまい、何をすればいいかが分からなくなってしまいます。
ENTJの人が善意で指示出しをしてるにもかかわらず、組織に対して悪い影響を与えてしまうかもしれないということは認識しておいてください。
相手の気持ちに寄り添えない[ENTJ(指揮官)のあるある10/15]
ENTJの人は常に公平に物事を判断しようとします。また、論理的に物事を考えることをポリシーとしていますので、結果的に人の感情や思いに鈍いといった特徴があります。
言い換えると、ENTJの人は相手の気持ちに寄り添えない、もしくは寄り添うことが苦手といったあるあるに繋がります。他人の思いに鈍感であることで、信頼を得にくくなったり、言い争いが頻繁に起きたりするといったこともあるでしょう。
ENTJの人はできるだけ相手の気持ちに寄り添い、発言やアクションを考えていくことを意識してください。
相手の気持ちに寄り添えない一面が出てしまう仕事での事例
同僚から仕事での相談を受けた際、相手がどのような立場に立っていて、どういった考えや思いからそういった質問になっているのかを想定できずに回答しがちです。
そのため、回答内容は論理的で正しいものが用意できるものの、質問した人からするとENTJの人に冷たさを感じることもあるでしょう。
相手の気持ちに寄り添ったコミュニケーションを取らないと、不必要に相手を傷つけかねません。特に昇格を目指していきたいと考えているENTJの人は、周囲の人の気持ちに寄り添う認識を持って仕事に取り組むことが大切です。
自己主張が強い[ENTJ(指揮官)のあるある11/15]
自分の意見に絶対的な自信を持ち、かつ周囲の人から慕われやすいENTJには、自己主張の強さもあるあるとして挙げられます。
自己主張が強いこと自体は悪いことではありませんが、相手の意見を押しのけてまで自分の意見を通そうとする傾向があるため、周囲の人とトラブルになりやすいといった短所が見られます。
ENTJの人がコミュニケーションをとっていく際は、自分の意見を必ず持ちつつもどの場面で意見を伝えるかしっかりと見極めることが重要です。見極めに失敗してしまうと「嫌な人」といった印象を持たれてしまうでしょう。
自己主張の強さが出てしまう仕事での事例
新しい企画の案を上司からチームメンバー全員に求められた際、ENTJの人は自分の企画案に対して絶対的な自信を持ち、企画を通すために強い自己主張をすることがあるでしょう。
加えて、他のメンバーの企画案に対してあえてダメ出しをすることで自分の企画を通そうとする動きも考えられます。
自己主張が強すぎて、他人を蹴落とすようなコミュニケーションを取ることは仕事においてネガティブな結果しか生み出しません。ENTJの人は適切な自己主張の方法を学ぶことをおすすめします。
早とちりしがち[ENTJ(指揮官)のあるある12/15]
ENTJの人は頭の回転が速く、すぐに物事を判断することができます。
しかし、あまりにも判断が早すぎるがために、早とちりをして行動をしてしまうことが少なくありません。
早とちりをすると、本来検討すべきであった項目をすべて無視することになってしまうため、思わぬトラブルやリスクを発生させやすくなります。
納期に余裕があるのであれば、できるだけ物事の判断は慎重に行うことを意識してみてください。周囲の人にアドバイスを求めてみるのも良いでしょう。
早とちりが出てしまう仕事での事例
例えば、営業職において顧客が1つの懸念を言ってきたとします。
その懸念を聞いて、ENTJの人は懸念点を仮説づけ、契約獲得のために懸念払拭の準備をすぐに始めていくでしょう。
しかし、そもそもENTJの人が仮説づけていた懸念点が顧客とズレてしまうことも考えられます。早とちりをすると時間を無駄に消費してしまうだけでなく、顧客に寄り添った提案にならないため、契約を獲得する事は難しくなると考えられます。
このように、仕事においては一定のスピード感を意識する事は重要ではあるものの、早とちりをしすぎてしまうと仕事の成果に結びつかないことがあるため注意してください。
横柄な一面がある[ENTJ(指揮官)のあるある13/15]
これまでのあるあるを総合すると、ENTJの人には横柄な一面があるともいえます。
コミュニケーション能力が高くカリスマ性がある反面、自信家で自己主張が強いことから、困っている人に対して横柄な対応をとってしまい、人間関係のトラブルに発展することも考えられます。
横柄に対応することは多くの場合でネガティブな結果に繋がります。人とコミュニケーションを取る時は、出来る限り相手のことを気遣って丁寧に接することを意識してください。
横柄な一面が出てしまう仕事での事例
受付やレジ打ちなど、個人の人に対して適切な対応をしていく仕事の場合、横柄な接客をしてしまうことで顧客のクレームに発展することが考えられます。
また、クレームを受けてもENTJの人は人の気持ちに寄り添った思考が苦手なため、さらにクレームが悪化することがあるでしょう。
横柄な態度をとってしまっているかは、自分自身で認識する事が難しいのが現実です。
可能であれば、第三者に自分の接客や対応態度をチェックしてもらい、フィードバックをもらって直していくことも検討してみてください。
思い通りにいかないとイライラする[ENTJ(指揮官)のあるある14/15]
ENTJの人は、自分で考えている物事を推進する能力が高い反面、物事が思うように進まないとイライラしやすいというあるあるがあります。
感情をストレートに出すタイプでもあるため、苛立ちを周囲の人に見せてしまい、組織全体のコンディションが悪くなることも考えられます。
人が関係する物事を進めようとする場合は、関係者に対する丁寧なコミュニケーションが大切です。ENTJの弱みでもある共感性の低さを解消することで、結果的に自分の苛立ちを抑えることにもつながるでしょう。
思い通りにいかないとイライラする一面が出てしまう仕事での事例
チームでの業績が出ていない時に、ENTJの人はイライラするでしょう。その結果、メンバーに強く当たってしまったり、職場での態度が悪くなることも考えられます。
苛立ちを抑えるには、アンガーマネジメントといった手法が効果的とされています。
アンガーマネジメントとは、自分の感情をコントロールする心理トレーニングであり、代表的なものとしては苛立ちを感じたら6秒だけじっと我慢する「6秒ルール」などが挙げられます。こうした手法を用いつつ、イライラを前面に出さないように心がけてください。
完璧主義者[ENTJ(指揮官)のあるある15/15]
ENTJの人は理想が高い傾向にあるため、すべての物事に完璧主義者の一面を見せることがあります。1つのミスも許さないほど正確な仕事の進め方を実践するため、人によってはハードに感じることもあるかもしれません。
また、完璧主義であることは自分の精神を締め付けることにも繋がるでしょう。ENTJの人は、「良い意味で手を抜く」といったやり方を覚えることも検討してみてください。
完璧主義者な一面が出てしまう仕事での事例
プロジェクトを進めていくにあたって、細部まで完璧に準備してから仕事を進めようとします。
仕事でのミスが少なくなるといったメリットがある反面、プロジェクトを進める速度が遅くなってしまったり、仕事そのものに対する焦りやプレッシャーを感じることにも繋がります。
ENTJ(指揮官)が強みを活かす方法3選
ENTJが強みを活かすためには、以下の3つの方法が考えられます。
- 自分の考えを丁寧に伝える
- 相手の意見も尊重する
- 定期的に深呼吸するなど落ち着ける状態を作る
それぞれ解説します。
1.自分の考えを丁寧に伝える
ENTJの人は、仕事を他人に指示する事はできるものの、基本的に自分1人で物事を進めていく傾向にあります。自分の考えを伝えずに指示ばかりしていると、周囲の人に反感を与えてしまうこともあるため、なるべく自分の考えを丁寧に伝えることを意識してみてください。
また、自分の考えを伝える際には一方的に主張するのではなく、相手がどう思っているかをヒアリングしながら、丁寧に目線を合わせていくことが大切ですので、合わせて認識しておきましょう。
2.相手の意見も尊重する
自分の意見を伝えるだけでなく、相手の意見を尊重することを大切にしましょう。
加えて、相手の意見を聞いた際には「いや」「そうは言っても」などの否定から入るのではなく、まずは話を受け止めるといった意識を持つことが重要です。
相手の意見も尊重できるようになると、本当の意味でリーダーとして周囲の人に適切な指示ができるようになります。人間関係も組織もコンディションが高まるため、ENTJの人は試してみてください。
3.定期的に深呼吸するなど落ち着ける状態を作る
ENTJの人はたくさんの仕事ややるべきことを任される傾向にあります。
どんな人でも忙しさがピークを超えてしまうと、イライラしやすくなったり焦りを感じたりしてしまうでしょう。
自分のメンタルをうまくコントロールするためには、自分なりのストレス解消方法を習得しておくことが重要です。定期的に深呼吸をしたり、休みの日は趣味に没頭するなど何でも良いので、落ち着ける状態を作ることを心がけてみてください。
ENTJ(指揮官)についてよくある質問
最後にENTJについてよくある質問を3つ取り上げて解説します。
ENTJの恋愛あるあるは?
ENTJの人は、恋愛においてパートナーを引っ張っていきたいと考える性格です。そのため、献身的に自分を支えてくれるような性格の人との相性が良いと考えられます。
性格タイプで言うとISFJ,ESFP,ENFJあたりが挙げられます。
これらの性格の人であれば、パートナーに対して献身的にサポートをしたり、ポジティブな雰囲気にしてくれると考えられるため、毎日を充実したものにできるでしょう。
ENTJは生きづらい?
ENTJは自分で何でも背負ってしまいがちなので、生きづらさを感じることもあります。
誰にも頼らずにただ周囲の人に指示をしているだけだと、生きづらさや苦労を感じながら生き続けなければなりません。
ENTJが生きづらくならないためには、適切に人を頼っていくといった意識が重要になります。
そのためにも丁寧なコミュニケーションを日ごろから心がけて、頼みやすい状況を作り上げていくといったアクションが大切です。
ENTJと相性の悪い人は?
ENTJと相性が悪いと考えられる性格タイプとしては、ISFP,INTJ,ISTPの3タイプが挙げられます。
ENTJの相性について詳しく理解を深めたい人は、以下の記事も合わせて参考にしてみてください。
まとめ
ENTJのあるあるを15個解説しました。ENTJは論理的思考力が優れているだけでなく、自分の主張を積極的に行って新しいことにチャレンジしていけるポジティブな性格です。
その反面、相手の気持ちを汲み取れなかったり、何でも自分で背負ってストレスを感じやすいなどのネガティブな一面も見られますので、記事の内容を参考に日々の生活に役立ててみてください。
また、ENTJの性格についてさらに詳しく理解を深めたい人は、合わせて以下の記事も参考にしてみてください。